ダリオ・アルジェント−鮮血の美学−


アーシア・アルジェント監督作Scarlet Diva

Special Thanks to NOCTURNO CINEMA



2000年/イタリア映画/カラー・96分/2626m/
ヴィスタサイズ(1:1.85)/ドルビーSRD/

日本語字幕:吉岡芳子/配給:クライドフィルムズ/
日本盤サウンドトラック:P−ヴァイン・レコード
ビデオ(発売:クライドフィルムズ/販売:ファインアーツ)


ダリオ・アルジェントと、ダリア・ニコロディの娘として生まれ、
今日ではイタリア映画界きっての期待の若手女優に成長した
アーシア・アルジェントが監督に挑んだ「スカーレット・ディーバ」。
完成の噂が伝わってから日本への上陸までは数年を要したが、
(そのブランク期間のうちに、アーシアはイタリアのディペッシュ・モードと
呼ばれるバンドの一員と結婚し、既に一女を儲けている)
劇場公開を経て、遂にビデオで手軽に見られる状態にまで漕ぎつけた。

アーシアが監督だけでなく
原案・脚本も担当し、特殊効果に
セルジョ・スティヴァレッティが、そして製作には父ダリオと、
その弟クラウディオのアルジェント兄弟がクレジットされていることからも
期待の1本だったわけだが、皆様のご感想はいかに?

撮影はフレデリック・ファッサーノ、セット・デザイナーに
アレッサンドロ・ローザ、衣装にスージー・マットリーニ、
編集は「スリープレス」のアンナ・ナポリが担当。製作総指揮は
ジャンルーカ・クルチと、アドリアーナ・キエーザ・デ・パルマ(人名?)。
オペラ・フィルム・プロダクション製作。


大衆から絶大な人気を得ながらも、家族との過去や恋人との関係に悩み、
孤独から破滅的な人生を選んでしまう若き女優アンナ(その命名は
事故で亡くなった彼女の姉から、らしい)をアーシア自身が熱演。
脇を固めるキャスティングに関しても、さすが自分自身の
監督作品だけに、彼女関連の映画の関係者や、いかにも
通好みされそうなコアな顔ぶれが選ばれている。

まずは、劇中で傷心のアンナが訪ねるフランス人の親友、
ヴェロニカ・ランザ役のヴェラ・ジェンマ。
古い映画ファンの中には、70年代の人気スター
ジュリアーノ・ジェンマが映画雑誌などで、いつも脇に
抱えていた愛娘の一人としての彼女をご記憶の方も多いであろう。
そんな彼女が暴力的なBFから虐待を受け、それにエクスタシーを
感じる奇妙な女性を、衝撃の全裸緊縛演技(笑)も含めて熱演。

ヴェラ・ジェンマは数本のTVドラマや、94年の「The Film Thief」、
97年の「Alliance cherche doigt」等の未公開作に出演。
日本ではアルジェントの「スタンダール・シンドローム」(96)に
女警官役でチラリと顔を出していることからのクレジットか。
実生活でもスター2世同士、アーシアとは仲が良かったりして。

アムステルダムの映画作家アーロン・ウーリッチを演じる
ハーバート・フリッチェはドイツで製作された映画や
TVドラマを中心に活躍する俳優。ハリウッドの変態プロデューサー
バール氏には1947年2月3日生まれのジョン・コールマン。
「The Broken Giant」(98)や、「モンド・ニューヨーク(V)」(87)の
マンブーズ教授役、ビデオ作品の「Pranks TV !」(88)では
自分自身として登場したコールマンだが、タイトルから見るに
マンソン系作品らしいビデオ物「Charles Manson Superstar」(89)では
タイトル・デザインやイラストを担当している様子(本人は画家 ?)。
この辺の人選もアーシアの趣味っぽいところがミソだ。

アーシアの元BFピエール役はファビオ・カミッリ。
99年の「The Nanny」、「The Wet-Nurse」、
「殺人者は黄色の靴を履いていた(未)」(95)等に出ていた俳優。
ヴェッシ医師役にレオ(サルヴァトーレ)・ジュロッタ。
70年代から現在まで数多くの映画で活躍し続けるベテラン俳優だ。

それ以外にも、アーシアが主演のアベル・フェラーラ監督作品
「New Rose Hotel」(98)でスコア音楽を担当していたスクーリー.D、
フランカ・ダローヤ、ペッペ・ランツェッタらに混じって、
巨乳映画スターのセレンが謎の女役で、「アクエリアス」でも
サディスティックな演出家を演じていたデイビッド・ブランドンが
クレオパトラ風の映画でアーシアをフィルムテストする映画監督役で出演。
そして極めつけは、アーシアの実母を怪演するダリア・ニコロディ!
たった数シーンの出演だが、アルコール中毒でヒステリックな
中年女という強烈な役柄で忘れ難い存在感を発揮している。

おっと、忘れるところだったが、アンナがお熱を上げるカリスマ・
ヴォーカリストのカーク役には、同じく新進ミュージシャンとして
NYで活動を続けるジーン・シェパードが扮している。
それと未確認だが、イタリア娯楽映画で怪しいアジア人を妙演し、
「ニルヴァーナ」ではクリストファー・ランベールと渡り合った
日本が誇る国際俳優ハルヒコ・ヤマノウチ氏の息子?らしき
若手俳優タイヨウ・ヤマノウチが、アンナの幻想シーンで重要な役を
与えられているのにも注目していただきたい。



内容は本編をご覧になれば一目瞭然だし、もっと詳しくも書けるのだが、
ここでは敢えてその昔、ノクトルノ・シネマの知人経由で手元に届いた
シノプシスを要約した(完成版と微妙に違う)粗筋を、そのまま残しておきます。

この映画は23歳になる若手の人気女優、
アンナ・バティスタ(A・アルジェント)の身に降りかかる
様々な残酷な運命を描いた現代の受難物語。

物語はローマにあるガランとしたアパルトメントで
孤独な生活を送るアンナの様子を写しだして始まる。
彼女は女優という仕事を通しながらも愛に飢えた存在であり、
心の虚空を埋めるために、今まで得られなかった愛を求めて
孤独な大都会を彷徨うことになる。その旅はパリに始まり
ロンドン、ナポリ、アムステルダム、ハリウッド、ローマ、
そして再びパリへと戻って続いていく。

彼女は行く先々でセックスをするか否かの選択を迫られ、
街から街へ、出会いから出会いへと渡り歩いていく。
アンナはハリウッドの大物プロデューサーから、自分が監督したい
脚本について語り合おうと誘われて一緒にホテルに泊まってしまい、
ナポリのタクシー運転手から昼食に招待されれば
それに出向いてしまう。しかし一見愚かにみえる彼女の行動の
裏には人には知らない暗い過去があった。
アムステルダムにいる有名な脚本家アーロン・ウーリッチ
(ハーバート・フリッチェ)に会いに行ったアンナはヘロインに
溺れた彼の姿を見て、遂に自身の過去に対面する事になる。

若いアンナにつきまとう暗い影、それはかつて女優だった母親が
酒とドラッグに溺れ、ある朝、幼い自分と兄アロイシャの目の前で
アルコールとドラッグの中毒で死んだという悲痛な体験だったのだ。


しかしドラッグは未だにアンナとは切り離せない存在として描かれる。
パリにいるアンナの元BFピエール(ファビオ・カミッリ)は
ドラッグ中毒であり、親切にアンナを昼食に招待してくれた
ナポリの運転手は一家でヘロインを商っている。
またロンドンで出会う写真家のルーク・フォード(ヴァネッサ・
クレイン)も強い麻薬の虜だった。

やがてバンドと一緒にツアー旅行を続けるオーストラリア人のシンガー、
カーク・ベインズ(ジーン・シェファード)と出会ったアンナは、彼との
セックスを通じて今まで感じたことのない豊かな感情を抱くようになる。
アンナはカークの子供を妊娠したが、堕胎手術は受けない事にする。
自分の中に宿った新しい生命のおかげで、アンナは今までとは
別の視点で世の中を見られるようになる。彼女はカークからの
連絡を待つが、結局電話はかかってこなかった。

数ヶ月後、女優を諦め、脚本家や監督として生活をしていこうと
決心したアンナは、ハリウッドにいた。彼女は地元のプロデューサー
バリー・パール氏(ジョン・コールマン)に会うが、バールは
無理矢理アンナにスクリーン・テストを受けさせてしまう。
結局彼も金に目が眩んだ大会社の歯車に過ぎなかったのだ。

数ヶ月後、ローマでアンナは恋人カークに関する物語を
映画の脚本として書いていた。しかしそんなアンナを
幼児時代の悪夢が襲うようになる。そしてその中には
奇妙なレズビアンの女性が現れてきた。

カークと出会ったパリのクラブで再び彼が演奏をする事を知った
アンナは、彼がなぜ自分と赤ん坊を捨てたのかを聞き出すために
パリに向かう。しかしカークの態度は冷たかった。
アンナは自分が抱いていた愛が、自らの中からわき出した
願望であったことに気付く。彼女の行く先には何が待っているのか・・・。



<アーシア・アルジェント/プロフィール>



↑ 「トラウマ」の撮影時のアーシア(右)。

アーシア・アルジェントは1975年9月20日ローマ生まれ。
タイミングからすると「サスペリア2」の頃に生まれたことになる。

わずか9才の時に母親ニコロディに誘われてセルジョ・チッティ監督の
ミニTVシリーズ「Sogni e bisogni」(84〜85)に出演、母子共演で
デビューを飾る。当のニコロディはアーシアが女優になるのが嬉しくて
仕方なかったようで(親バカ)、実際に「ブーベの恋人」(63)の監督、
ルイジ・コメンティーニの娘で「心のおもむくままに」が日本でも
劇場公開された女流監督、クリスティーナ・コメンティーニが
初めて監督した88年の作品「ZOO(未)」で、13歳のアーシアが
主役のマルティーナを演じた時は、お返しに彼女の映画にゲスト出演
することを快諾したらしい。「ZOO」ではアーシアの演技力も話題になった。

日本ではランベルト・バーヴァの「デモンズ2」(86)に登場した幼女
イングリッドや、ミケーレ・ソアヴィの「デモンズ3」(88)の不思議な
少女ロッテ役など、アルジェント一派の映画への出演ばかりが目立つ
アーシアだが、その他にもナンニ・モレッティ監督の「赤いシュート」(89)で
モレッティの娘役ヴァレンティーナを演じており、自作には殆ど身内か
友人を起用するモレッティがアルジェントとも親しい事を示す
(「オペラ座/血の喝采」にも当初モレッティがクレジットされていた)
興味深い一面が伺える。

俳優のミケーレ・プラシドが監督・脚本を担当した
「Le amiche del cuore(
aka:Close Friends )」(92)に
シモーナ役で出演したのを契機に、アーシアはより複雑で
難しい演技力が必要とされる役柄に取り組むようになり、
父、ダリオ・アルジェントの「トラウマ」(92)では自分の両親を
連続殺人魔に殺された拒食症のルーマニア人少女
アウラ・ペトレスクに扮してエキセントリックな演技を見せてくれた。

こうした個性的な演技は同年のジュセッペ・ピッチオーニの
監督作「Condannato a nozze
(aka:Condemned to Wed )」の
オリヴィア役でも見事に発揮され、翌93年に出演したカルロ・ヴェルドーネの
「Perdiamoci di vista
! (aka:Let's Not Keep in Touch)」で
演じた身体障害者の少女アリアンナ役での高い演技力が認められ、
イタリアのオスカー賞に当たるダビデ・ドナッテロ賞の93年〜94年の
最優秀女優賞を与えられた。この時期、アーシアは
イザベル・アジャーニが主演した、パトリス・シェローの国際的超大作
「王妃マルゴ」(94:
「サスペリア」のミゲル・ボゼも出演!)にも
シャーロットという重要な役で出演し、フランス語での演技を披露し
(他に英語、伊語での演技も出来る)国際派女優としての第一歩を踏み出した。

1995年には名優ミッシェル・ピコリと共演した、ピーター・デル・モンテの
監督作「雨上がりの駅で」が製作され、ピコリと旅する少女コーラ役で
再び彼女はダビデ・ドナッテロ賞とグロラ・ドーロ賞に輝いた。

1994年にアーシアは監督業にも乗りだし、2本の短編を発表している。
それが若手監督によるオムニバス・ホラー「Degenerazione
(そのうちの1本は「Almost Blue」で注目された、イタリアの若手監督
アレックス・インファッツェリが手がけている)」の
一編「Prospettive(出演も兼ねる)」と、「A ritroso」である。
1996年にアーシアは父であるダリオ・アルジェントに関する
ドキュメンタリー映画を、続いて98年にはNYを代表するインディーズ
監督からメジャーへと成長したアベル・フェラーラのドキュメンタリーを監督、
後者はローマ・フィルム・フェスティバル・アワードを受賞している。

1997〜98年にはアーシアは3本の映画に関わっており、まずその1本が
イギリスで撮影されたマイケル・ラドフォード監督の「B.モンキー」の
ベアトリーチェ役、続いてアベル・フェラーラがアメリカで撮った
「New Rose Hotel」のサンディ役、そして本国イタリアでは
大ヒットを記録したジョヴァンニ・ヴェロニーズの「Viola bacia tutti
(aka:Viola Kisses Everybody)」のタイトル・ロール、ヴィオラ役となっている。

「トラウマ」「スタンダール・シンドローム」(96)に続いて
父親と組む3本目の映画となる「オペラ座の怪人」(98)にヒロインの
クリスティーヌ・ダーエ役で出演したアーシアは、自ら出演も兼ねた
「La Tua Lingua sul mio cuore」(99)を監督した後、最初の自作小説となる
「I Love You Dirk」を1999年の10月に出版予定(資料が少し古いので
実際に出版されたのかどうか不明)とのこと。アーシアは現在までに
Dynamo、 I'Espresso、 Sette、 Village、 Max 等の有名雑誌で
短編小説を著しており、今後もマルチな活躍ぶりが期待されている。

追記として「スカーレット・ディーバ」がモスクワ、トロントなどの
国際映画祭に出品されて高い評価を得たこと、またアメリカの
ウィリアムズバーグ・ブルックリン映画祭では新人監督賞を
受賞したことも付け加えておく。


●●おまけ●●

<アーシア語録:プレスシートから部分転載>

この映画で描いたのは映画業界のドロドロした深み。
女優がいて、ファックすることしか頭にないプロデューサーがいて、
お粗末な台本、おっぱいやお尻、それにヘドが出そうなものの数々。
でも同時にこの映画では愛について描いているの。

映画はこの世で一番美しいもの。私の生きがいなの。
私自身が体験したようなことも描いたけど、断罪するつもりはないわ。
私は映画界で生まれ育ったの。だからどんな映画であっても、
それは当然、私の見た物や生きてきた現実世界が描かれているのよ。

父はこの映画をとても気に入ってくれたわ。
感性が鋭くて、純粋で、そして汚れがない映画だと言ってくれた。

(映画に父親が出てこないことを訊ねられて)
だって自伝ではないもの(笑)!でも多分、私の人生の中で
数少ないプラス要素の一つが父親なの。
だから悪夢のカクテルのようなこの映画からは、
父は遠ざけておきたかったの。

セックス・シーン?検閲の人達に誉められはしたけど、
カットしろとは言われなかったわ。本当よ(笑)。
検閲の結果、14歳以上の認可がおりたもの。

私はセックスと孤独の間にある壁を壊し、
愛と希望の大切さを描いたの。そのことを誇りに思うわ。
確かにセックスシーンや、ドラックの場面は多いけど、
小難しい理由を考えたことはないわ。この映画で描かれているのは
楽しいセックスではないの。私の演じたアンナは、むしろ
セックスによって傷つくことが多いのよ。

更にアーシアは、ラース・フォン・トリアーが提唱する
ドグマ・プロジェクト(作風において虚飾的な技法を捨て、
事象をあるがままにとらえた映画を送り出す一派として
知られている)から、着想を得たかどうかを訊ねられ・・・

いいえ。私はただ真実を追究したかっただけ。
トリアー一派の<ナチ党員(うひゃー!)>がやっていることと
いくらかの共通点はあるけど、私は映画にレッテルを貼りたくないの。
<ドグマ>と呼ばれるくらいなら、いっそ<プラグマ99>とでも
呼んで欲しいわ。だってこれほどプラグマティック(実用主義的)な
作品はないんだもの。



ダリオ・アルジェント映画祭、無事関東での上映を終了

いやぁ、1999年は良い年でしたね(いつの話題だよ。でも残しておきます)。

10月のキネカ大森に続き、BOX東中野でも開催された
イタリアン・ホラー界を代表する映像の魔術師、
ダリオ・アルジェントの映画祭、皆さんは何本ご覧になりましたか?


上映された作品は先頃ニュープリントのイタリア語版ビデオが
再発になった
「歓びの毒牙」(69) と、「わたしは目撃者」(70)
それに
「シャドー」(82)「サスペリア」(77) は残念ながら?
お馴染みの英語版でしたが、
「サスペリアPART2 完全版」(75)
2時間以上ある伊語
/ニュープリント・バージョンでの上映。

更に今までに上映されたアルジェント関連作品から
「フェノミナ(インテグラル・ハード)」(85)「トラウマ」(92)
「スタンダール・シンドローム」(96)
も再上映されました。

またアルジェントのプロデュース作品
「デモンズ」(85) 、そして
「デモンズ2」(86) がニュープリントのイタリア語版で上映。
「デモンズ2」 はDVDの発売が無期?延期された曰く付きの作品で
ほぼ10年前に行われた劇場公開も特殊上映のみの、殆ど未公開に
近い扱いだったので、今回の上映はファンには朗報だったと思います。

関西アルジェント・ファンの方、後は頼みましたよ(何を?)
後悔などされないよう、お時間を見つけて劇場に足を運んで下さいね!



↑マスコミ向け試写状より

・・・でもビデオが出ているし、部屋で手軽に見られるのに、なぜわざわざ
劇場に足を運ぶの?!と疑問に思われる方もいるかもしれないが、
ビデオとスクリーンで見る映画は全然別物。特にアルジェント作品には
シネスコで撮られた映画が多いので、映画館で見る価値は十分にあり!

映画をTVモニターで見る場合、画面が見やすい大きさなので
ついついキャメラワークや演出チェック、アラ探し等の作業に流れやすい。
しかし劇場のスクリーンを前にして映画を見る場合、批評家でもない限り
フレームの切り方や、人物配置を確かめながら見る人はまずいないだろう。
我々の視線は画面の余計な部分に惑わされることなく、まっすぐに画面の
登場人物、そして殺人魔によって引き起こされる惨劇に集中する。
アルジェントが仕掛けた恐怖と文字通り<対決>を余儀なくされるのだ。

更に部屋の中では体験できないような大きな音量で流される
音楽がもたらす効果がある。アルジェント映画で音楽が重要な使われ方を
しているのは改めてここに書く必要もない周知の事実。


つまり要約すると、映画館で見るアルジェントの映画は、
ある意味で非常に<ライブ>に近い体験だと言える。
「サスペリア2」のパンフレットで林冬子氏が書いていた
「画面との対決」がいよいよ実体験できるのだ。これは見逃せない!

(エラソーに書いてきましたが、これは試写会で
「サスペリア2」を見た
筆者が正直に感じた感想です。大きなスクリーンでは映画としての
構成ミスや演出のアラも当然、より目立ってしまいますが、前述の
ライブ感はそれを補って余るほど。キネカ大森で見た時は更にライブ感が
あったので、絶対お薦め。特に
「サスペリア」は仕掛けも多いし、
プリントもキレイで、今までと作品の印象が全く変わるかも。)

それ以外に特記しておきたい事項として、今回の上映は半分以上が
ニュープリント!しかもビデオ/DVD版のマスターとは違う
上映用プリントを(わざわざ)取り寄せ直しての上映なので
全体の色味や、ディテールがブラウン管で見るそれとはまた違う感じ。
アルジェント映画のファンなら絶対、そしてアルジェントの映画を
まだ見たことのない人なら、まずは映画館で見る事を強くお薦めしたい。


*Yellow のHPでも今後アルジェント関連の頁を充実させて
いきたい意向です。最近発売されたLDなどに収録された裏話や、
海外研究本に書かれたネタをガンガン邦訳していきますのでお楽しみに!!
・・・まずは・・・

−アルジェント映画のバージョン違い比較−

 


・・・そして、「サスペリア」の気になる<あの女優>の恐るべき過去が!



エヴァ・アクセン情報(99.11.30,Updated)

・・・は如何でしょう?映画を見るときに知っていると楽しさ10倍・・・か?

 

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