La polizia chiede aiuto


aka:
What Have They Done to Your Daughters ?
The CO-ED Murders
La Police Demande de L'Aide
L'Ama Infernale



1974年/イタリア映画/??分/カラー/シネスコ

プリメックス・イタリアーナ

 

監督:マッシモ・ダラマーノ
脚本:エットーレ・サンゾ
マッシモ・ダラマーノ
撮影:フランコ・デリ・コッリ

編集:アントニオ・シシリアーノ
美術・フランコ・バルディ
音楽:スティルヴィオ・チプリアーニ


出演:ジョヴァンニ・バリ
クライディオ・カッシネリ(シルヴェスティーニ)
マリオ・アドルフ
フランコ・ファブリッツィ
フェアリー・グレンジャー
マリーナ・ベルティ
パオロ・トゥルコ
コラード・ガイパ
ミカエラ・ピグナッテリ
フェルナンド・ヌルド/サルヴァトーレ・プンティーロ
エレオンドラ・オラーナ/シェリル・リー・ブギャナン
ロベルタ・パラディーニ/ルイジ・アントニオ・グエッラ
レナーラ・ムーダー/アドリアーナ・ファルコ
ロレンツィオ・ピアーニ

 

<物語>

あるアパルトメントの屋根裏で、15歳の少女シルヴィアが
半裸の首吊り死体となって発見された。警察の調べで彼女は
自殺ではなく、どこかで殺されてから自殺に見せかけて
死体を吊された事が判明、良家の子女だったシルヴィアが
様々な裏の顔を持つ少女だったことが暴かれていく。
皮ツナギにヘルメットを被った殺人魔は、
肉切り包丁を手に秘密を知る少女達を狙い、
警察の捜査に協力する女教師にも襲いかかる!
そして判明した意外な犯人像とは・・・。

 

<解説>

・・・「ソランジ?」に続く女子校物第2弾。今回も監督はマッシモ・
ダラマーノで、女子校に蔓延る様々な悪徳を描いているが、
「ソランジ?」と違って警察の捜査の描写にかなりの時
間を
割いてしまったのが原因か、内容の方は若干、
パワーダウンという感じが否めない。


入手したビデオはトリミングされたマスターだったので、
ダラマーノ特有の良く練った画面構成の効果も半減、
物語への集中力が削がれてしまったのは確かなのだが、
やはり全体の構成や、物語自体にも欠点があるようだ。
(イギリスのビデオ会社、レデンプションから発売されているのは
ちゃんとワイド画面のマスターらしい。そっちを買えば良かった・・・)

劇中、捜査に協力しようとした女教師が駐車場で襲われ、
飛び乗ったエレベーターのガラスを割った犯人に
追いつめられるショック・シーン、バイクに乗って逃げる犯人と
それを追う警察の車が延々と見せるカーチェイス・・・。

せっかくのサスペンス・シーンも全体的に
間延びしてしまった印象が強く、カーチェイスは
当時の流行の見せ場だったというのを差し引いても、
各々の場面がブツ切りで登場してしまうので、
残念ながらどうもテンションが上がらない仕上がり。
キャラクターにもイマイチ魅力が乏しく、
どうも単純な話を派手な見せ場でごまかそうとした感じだ。






 その分、今回は直接描写の特殊効果は充実。犯人が肉切り包丁を
片手に、駐車場を走ってくるショットは笑激的なインパクトも大。
警官の手首を切り落とし、タクシーの運チャンの首筋をぶん殴るなど、
吹き上がる血しぶきの量だけは妙にアップしている。
犯人の最後もマシンガンで蜂の巣とサービス精神は今回も旺盛だ。

知名度が低い俳優が並ぶ(C・カッシネリやF・グレンジャーがいるが)なか、
音楽のスティルヴィオ・チプリアーニの名前はひときわ目立っている。
一部で妙に「お馴染み」な「テンタクルズ」の旋律は既にこの映画で
聴くことが出来ます。女学生がバラバラと学校から帰っていく
タイトルバックのテーマはなかなかの出来。