マッシモ・ダラマーノ
Massimo Dallamano
マッシモ・ダラマーノは、イタリアのミラノで1917年、4月17日に生まれた。
撮影監督としてキャリアを始め、60年代には何本かの映画、
特にセルジオ・レオーネ監督のウェスタンで撮影を担当。
ジャック・ダルマスという変名を使い、名カメラマンとして評価される。
68年に監督として一人立ちし、「バンディドス」(68)など、
順調に活躍を続ける。そんな彼の名前を一躍有名にしたのが
女優ラウラ・アントネッリのデビュー作となった「毛皮のヴィーナス」(69)。
翌年にはヴィスコンティ映画の秘蔵っ子で、当時絶大な人気があった
ヘルムート・ベルーガーを主役に起用し、「ドリアン・グレイ/美しき肖像」(70)を発表。
この頃から彼の監督作は、一気ホラーやサスペンスへ傾倒し始める。
その手腕は特にジャッロと呼ばれるミステリー映画で発揮され、
中でもエロティックな要素を強く押し進めて、女子寮を舞台にした作品を次々と製作。
その代表作が72年の「What Have They Done to
Solange ?」である。
ジョー・ダマート(アリスティーデ・マサチェッシ)が素晴らしい
キャメラワークを披露するこの映画は、主演のファビオ・テスティ、
クリスティーネ・ガルボらの好演も手伝って、非常に面白い、
このジャンルの"クラシック"とさえ呼べそうな仕上がりとなった。
「Solange
?」のヒットを受けて、ダラマーノは74年に続編的なタイトルを持つ
「What Have They Done to Our
Daughters ?」を監督、
映画の完成度はやや落ちるが、それでも見どころとしての
残虐描写は(時代柄もあって?)パワーアップ。
生粋の娯楽映画として楽しめた。
75年にはイタリア映画でお馴染みの邪悪な子役、ニコレッタ・エルミを
フィーチャーしたオカルト映画、「Night Child」を発表。日本で公開された
マーク・レスターの「ナイトチャイルド」や、ビデオが出ている同名映画とは
全くの別物だが、ニコレッタ・エルミの悪魔っ子的なルックスを上手く活かし、
彼女の大暴れぶりをメインに持ってきたナイスな1本。
そして女子校ジャーロの第3弾となる「濡れたウィークエンド」の
企画が立ち上がり、彼が脚本を仕上げていた最中の
1976年、11月4日、ダラマーノは突然死去してしまう。
バイクを運転中の事故死だった。
「濡れたウィークエンド」は、彼が死んでしまったことで企画が中断?
映画が実際に完成したのは2年後の78年、
代役であるアルベルト・ネグリン監督の作品としてだった。
映画自体は悪くない仕上がりだが、何となく一抹の寂しさは禁じ得ない。
ダラマーノ映画についての情報、お待ちしております。
特に史劇・西部劇がヤバイかも。有名な作品なのに原題表記だったらゴメンなさい。
<関連作・フィルモグラフィ>
「濡れたウィークエンド」(1978)

Enigma
rosso
aka:Red Rings of Death/Rings of Fear
イタリア=スペイン=西ドイツ合作/カラー・89分
劇場未公開/ビデオ未発売/TV放映
製作会社:ダイモ・チネマトグラフィカ=CIPI=CCC
製作:アルトゥール・ブラウナー/アントニオ・タグリアフェッリ
監督・脚本:アルベルト・ネグリン
脚本:ピーター・ベルリング/マルチェロ・コスチア
:マッシモ・ダラマーノ/フランコ・フェリーニ
:ステファノ・ウベツィオ
撮影:カルロ・カルリーニ
音楽:リズ・オルトラーニ
出演:ファビオ・テスティ/ジョン[ジャック]・テイラー/
クリスティーネ・カウフマン/イヴァン・デニー/
ヘルガ・リーネ/ブルーノ・アレッサンドロ/
ファウスタ・アヴェリ
●日本ではTVで度々放映されていた作品。
放映題名はその度に変更され、「ビー玉は知っている」、
「ビー玉殺人」、「濡れたウィークエンド」等々。
ダラマーノが監督する予定で進められていた企画が
彼の死で中断、別の監督の手で約2年後に完成した曰くつきの作品。
詳細はタイトルをクリック。
「復讐警部・白昼の凶悪爆破魔(TV)」
(1976)
Quelli della
calibro 38
aka:Colt 38
Special Squad
イタリア映画/カラー・84分
劇場未公開/ビデオ未発売/TV放映
製作会社:ユーロピアンINC
監督:マッシモ・ダラマーノ
音楽:ステルヴィオ・チプリアーニ
出演:マルセル・ボズフィ/
キャロル・アンドレ/アイヴァン・ラシモフ
●ダラマーノ監督の刑事アクション。
トリノ市警を率いて犯罪組織を手入れした鬼警部バンニ。
しかし作戦直後に彼の妻が自宅で何者かに射殺された。
<黒い天使>と名乗る犯人グループは、犯罪組織のアジトで
バンニが撃ち殺した男の兄だった。暴走する<黒の天使>は
大量のダイナマイトを使い次々に爆破事件を起こす。
更に犯人はバンニの一人息子を誘拐、身代金として
100万ドルのダイヤを要求してきた。オートバイによる特捜班を編成し
犯人を追うバンニは無事息子を救出できるか??
鬼警部バンニにはフルチの「野獣死すべし」(80)でお馴染み
フランス映画界の個性派M・ボズフィ。ルチオ・フルチの「白い牙」で
酒場娘に扮していたC・アンドレが共演。
出演者、アイヴァン・ラシモフの頁も作りました。
(上の名前リンクをクリック。)
「愛の妖精/アニー・ベル」
(1975)
La Fine
dell'innocenza
aka: Blue Belle / End of Innocence

イタリア=フランス合作/カラー・90分
日本劇場公開1977年4月/配給:ジョイパック
■公開時コピー■
哀しみと憎しみが過ぎ去った時
愛と優しさを求め妖精となって旅立つ
アニー・ベル 私はいま17歳
製作会社:イタリアン・インターナショナル
製作:ハリー・アラン・タワーズ
監督:マッシモ・ダラマーノ
脚本:マッシモ・ダラマーノ/マルチェロ・コスチア
撮影:フランコ・デリ・コリ
音楽:ビクシオ=フリッツィ=テムペラ
唄:リンダ・リー
出演:アニー・ベル(アニー)/アル・クライヴァー(フィリップ)/
チャールズ・フォーセット(マイケル)/フェリシティ・
デヴォンシャイア(リンダ)/イネス・ペレグリーニ(サラ)/
リンダ・ホー(ジュヌヴィエーヌ)/パトリツィア・バンティ/
ピーター・クラウン/チロ・イッポリート(アンジェロ)/
マリア・ローム(スーザン)/ヴィットリオ・フィオーレ/
エディス・マクドナルド/リク・バッタリア(警部)/
リンダ・スレイド(キャロライン)/ティム・ストリート(ハリー)/
テッド・トーマス(ジョージ)
●プラチナブロンドの美少女、アニー・ベルが様々な性体験を通して
一人の女性として成長していく様子を描いたエロティック作品。
およそ500人の中から主役に選ばれたというアニー・ベルは
この映画の前にはジャン・ローランの「血に濡れた肉唇」に
出演していた初々しい新人女優。1956年生まれのパリジェンヌである
彼女は本作の後に「マノン'77」やマーク・レスターと共演した
「クローズ・アップ・タイト」などの作品への主演を予定していたが、
実際は果たせず終い?(彼女自身のキャリアは続いていったが)
まぁ、実際の完成度はともかくとして、アニー・ベル売り出し用の
宣伝映画としてはまずまずの出来映え。
本作のプレスでアニー・ベルは「西部劇が好きなの。
今後その種の映画に出演するのが夢よ。」と語っていたが、
こちらもやはり、夢のままで終わった様子。
同プレスには監督のダラマーノも写真入りで紹介されているが、
それによると彼のモットーは「同じ主演女優は絶対にニ度と
自分の映画で使わない」というモノだとか。
ラウラ・アントネッリ、クリスティーネ・ガルボ、
マリー・リリエダール、ジョヴァンナ・ラッリ・・・なるほど。確かかも。
製作は「ドリアン・グレイ」同様ハリー・アラン・タワーズ
(故にまたしてもマリア・ロームが出演)。
「ドリアン」と共通のスタッフも見受けられる。
<物語>
17歳のアニー(A・ベル)は寄宿舎暮らしの多感な娘。
彼女は今、麻薬中毒で廃人となってしまった両親に代わって
自分の面倒を見てくれているマイケル(C・フォーセット)、
実業家夫人のリンダ(F・デヴォンシャー)らと共に
香港行きの飛行機に乗っているところだ。
空港に着くとリンダの夫アンジェロ(C・イポリート)がお出迎え。
彼らと別れたアニーとマイケルはホテルにチェックインし、
お互いの体を貪りあった。マイケルとの関係はアニーが13歳の
頃から始まったが、彼とはペッティングだけの関係で、
アニーは未だ性的な快楽を味わったことがなかった。
マイケルが仕事で留守にした隙をついて、アニーは
アンジェロ夫妻と落ち合い、彼らに連れられてパーティーへ向かう。
そこで彼女は自分が処女であることを告白。会場にいた客達は
誰が美しいアニーをモノにするかで騒然となった。
アニーがホテルに戻ると、マイケルが外国為替法違反で
逮捕されるアクシデントが発生する。翌日から行く場所をなくした
アニーはリンダを頼り、彼女の自宅に身を寄せる。
リンダはアニーを連れて町を案内し、妹のように彼女を可愛がった。
しかしリンダは郊外の乗馬クラブで若い弁護士ハリーと密会、
アニーの前で堂々と痴態を演じてみせる。
その晩のパーティーでは、再び美しく着飾ったアニーに
男達からの注目の視線が注がれた。映画監督のジョージは
彼女に出演を依頼し、若き骨董屋青年フィリップ(A・クリヴァー)は
貞操帯を見せて彼女の気を引こうとする。
アニーは可愛がっている仔犬のボボを追いかけて、
邸内を走り回るうち暗い部屋に迷い込み、そこで何者かに
レイプされてしまった。予期せぬ形で処女を奪われた彼女だが、
リンダに慰められると、モヤモヤした気分が晴れ、
かえって積極的な行動を取るようになった。
かねてから思いを寄せていたフィリップの自宅を訪れたアニーは、
彼のベッドで身を重ね、やがて同棲するようになる。
しかしアニーを「愛する」ようになっていたリンダの嫉妬から
アンジェロによって二人の愛の巣は壊されてしまう。
その上フィリップが自分を6万ドルで「売った」事実を知った
アニーは彼をののしると、アンジェロ達の元に戻る。
だが、そこで待っていたのはセックス玩具としての扱いだった。
失望したアニーはジョージとコンタクトを取り、彼の空手映画に
チョイ役で出演する。香港俳優と知り合いになったアニーは
彼らに裏町を案内してもらうが、そこで貧しいながらも
明るく生きている人々に心を打たれる。しかしまたしても
アンジェロの画策で彼らの家へと連れ戻されたアニーは、
偶然庭で尼僧のサラ(I・ペレグリーニ)を見かけ、
彼女に悩みを打ち明ける。サラから人生の意味を諭されたアニーは、
自らの生き方を反省し、荷物をまとめると仔犬のボボを連れて
アンジェロ邸を後にした。途中、国外追放になるマイケルと
落ち合ったアニーは空港へ向かい、自分の思いを彼に伝えた。
後を追ってきたリンダにも別れの挨拶を済ませると、
アニーは本当の自分探しの旅へと足を踏み出すのだった。
「Mafia Junction」 (1975)
aka: Super Bitch
「Il Medaglione insanguinato」 (1975)
aka: The Cursed Medallion (英題)
: Il Medaglione insanguinato - Perche?
: The Night Child (1976、米題)
●ブームに乗ってダラマーノが放ったオカルト物。
母親を事故でなくした少女と、TVマンの父親が
悪魔を描いた絵画を取材に行くが、
その先でメダリオンを手にした娘が奇妙な力を発揮し始める。
イタリアンホラーの悪魔っ娘、ニコレッタ・エルミの主演作。
詳しくはタイトルをクリック。
「新・青い経験:禁じられた性の戯れ(V)」(1974)
Innocenza e
turbamento
aka: Innocence and Desire
:Grazie Nonna!
イタリア映画/カラー・92分/劇場未公開/ビデオ発売
監督:マッシモ・ダラマーノ
出演:エドウィジュ・フェネシュ/ヴィットリオ・カプリオーリ
●E・フェネシュ主演の筆おろし性春もの。
80年作、という資料もあるけど、悪い冗談だよねぇ?
「La Polizia chiede aiuto」 (1974)

aka: What Have
They Done to Our Daughters? (米題)
●「Solange?」に続いて製作された女学生ジャーロ。
若干テンションは落ちてしまっているが、残虐描写は
その分パワーアップしている感じ。ダラマーノは脚本も兼任。
詳しくはタイトルをクリック。
「Cosa avete fatto a Solange? 」(1972)
aka:The School
That Couldn't Scream (米題)
: What Have They Done to Solange?(米題)
: Who Killed Solange ?
: Who's Next ?

●このジャンルでダラマーノが成し遂げた偉業。
静かな街の女学院を舞台に残忍な連続殺人が発生。
被害者達はみな、異常な殺され方をしている。
その背景には行方不明になった一人の女学生、
ソランジ(題名)の不幸な過去があった。
詳しくはタイトルをクリック。
「ドリアン・グレイ/美しき肖像
」(1970)
aka:Dorian Gray
:Das Bildnis des Dorian Gray (西独題)
:Il Dio chiamato Dorian (伊題)
:The Evils of Dorian Gray
:The Secret of Dorian Gray
イタリア/西ドイツ合作/カラー・110分
日本劇場公開1972年7月/配給:松竹映配
■公開時コピー■
永遠の若さ、滅びざる青春、果てしなき愛の日々……
すべての人間が望んだ夢を実現したドリアン・グレイ!
製作会社:タワー・オブ・ロンドン
製作:ハリー・アラン・タワーズ
監督・脚本:マッシモ・ダラマーノ
原作:オスカー・ワイルド
脚本:マルチェロ・コスチア
撮影:オッテロ・スピラ
音楽:クリスチャン・シュヴァリエ
出演:ヘルムート・バーガー(ドリアン・グレイ)/
リチャード・トッド(画家バジル)/ハーバート・ロム
(画商ヘンリー)/マリー・リシュダール(シビル)/
エレオノラ・ロッシ=ドラゴ(エステル)/
マーガレット・リー(グゥエンドリン)/イザ・ミランダ
(ラクストン夫人)/マリア・ローム(アリス)
●イギリスとイタリアを股にかけて活動していた
ハリー・アラン・タワーズの製作を得たマッシモ・ダラマーノが、
文豪オスカー・ワイルドの問題作
"ドリアングレイの肖像"に挑んだ1本。
主演のドリアンには「地獄に落ちた勇者ども」や
「雨のエトランゼ」に出演し、日本でも着実に
ファン層を築きつつあったヘルムート・ベルガーを起用。
最初は自らの美しさを閉じ込めた肖像画に嫉妬し、
やがて自分の美貌が衰えないまま、絵の中の肖像が
醜く老いていく事実を知った驚愕と歓喜、そして
不滅の若さを得た彼が異常な生活に溺れ、遂には
破滅の道を辿るさまを、天性のルックスを活かした
ベルガーの好演で見せる。
しかし当時、実際に劇場での上映を観に行った
ベルガー・ファン達は、濡れ場の多い内容に
<ポルノまがい>と大憤激だったとか。
共演にはスウェーデンの美人女優マリー・リリエダール、
「ゴールデン・ハンター」や「ドレリック/400人殺せ」などの
スパイ映画女優マーガレット・リー、西ドイツ出身で
製作者タワーズ夫人だったマリア・ローム、
「炎」のエレオノラ・ロッシ・ドラゴ、ベテラン女優の
イザ・ミランダら、華やかなアクトレス達と、
リチャード・トッド、ハーバート・ロムら実力派俳優の顔合わせ。
マルチェロ・コスチアと共同で脚本を書いている
ダラマーノの演出は、ロケ地となったロンドン周辺やローマの
美しい風景を上手く取り込んではいるものの、
特別際立ったところのない、ちょっと凡庸なタッチ。
ドリアンが公衆トイレで黒人と一発楽しむ(失礼)下りは
ゲイであった原作者、ワイルドへの目配せのようで面白い。
<物語>
ロンドンにやって来た美青年ドリアン・グレイ(H・ベルガー)は、
友人の画家バジル(R・トッド)の描いた自分の肖像画を見て
激しいショックを受けた。そこに描かれた自分は本当に美しく、
素晴らしく魅力的な若い生命力に満ち溢れていた。
しかし、程なくしてドリアンの恋人である、新人舞台女優の
シビル(M・リリエダール)が舞台での失敗を苦に衝動的な
投身自殺を図り、ドリアンは生命の儚さを痛感し、
自らの魅力を武器に享楽的な生活を送ることに固執するようになる。
事実ドリアンの美しさは、男女問わず多くの人間を惹きつけた。
バジルのアトリエで出会った画商ヘンリー(H・ロム)の
妹ウェンドリン(M・リー)、パーティーで知り合った美女
エステル(E・ドラゴ)、ドリアンの友人の貞淑な妻アリス
(M・ローム)・・・。大邸宅に暮らす初老のマックストン夫人
(I・ミランダ)でさえ、ドリアンの前では少女のように
頬を染め、その体を差し出すのだった。
時は矢の様に過ぎ去り、人々は老いていく。
しかしドリアンだけは昔のまま、変らぬ美しさと
妖しい魅力を保っていた。そんなある日、
豪華ヨットでの地中海クルージングから帰宅したドリアンは、
ふと不安に襲われ、自分の肖像画を取り出して見た。
そこには見紛うなき、"老い"という暗い翳りが現れていた。
誰にも悩みを告げられず、苦悩した挙句にドリアンは
バジルの元を訪れる。しかし彼にも原因は全く分からない。
激しい口論の末、ドリアンはナイフでバジルを刺し殺してしまった。
悪徳の苦しみから逃れるべく、肖像画を破り捨てようと
決心するドリアン。握り締めたナイフの刃先をキャンバスに向け、
一気に振り下ろしたその時、ナイフはドリアンの体に突き刺っていた。
その死に顔は醜い老人の顔となり、肖像画は美しい若者の姿に戻っていた。
こうして数奇な運命に翻弄された美男ドリアンは、
ロンドンの片隅でひとり寂しい死を迎えたのだった。
「毛皮のヴィーナス」(1969)
Le Malizie di
Venere
aka: Venere Nuda/Venus im Pelz (西独題)
:Venus in Furs
西ドイツ=イタリア合作/カラー・91分
日本劇場公開1971年6月/配給:現代映画
リバイバル:1982年9月/配給:東映ユニバース
日本版ビデオ(ペントハウス)/DVD(IVC&ビーム)
■毛皮のヴィーナス(ビデオ題)
製作会社:ヴィプ・プロ=ロキシ・フィルム
監督:マッシモ・ダラマーノ
脚本:ファビオ・マッシモ
撮影:セルジオ・ドフィッツィ
音楽:ステファーノ・トロッシ
出演:
ラウラ・アントネッリ/レジス・ヴァレ/
レナート・カッシュ
●精神科医を相手に語られる、ある小説家の体験談。
彼は療養地のホテルで美しい女性と出会った。
やがて二人は親しくなり、一緒に暮らすようになるが・・・。
作家マゾッホの著作を基に、ダラマーノが発表した
エロティック作(マックス・ディルマン名義)。
「青い体験」などで、未だに根強いファンを持つイタリア女優、
ラウラ・アントネッリのデビュー作としても有名。
美しい風景の中に、彼女の豊満な肉体を捉えた撮影が秀逸。
「バンディドス」 (1968)
Bandidos
aka: You Die... But I Live
:Crepa Tu...Che Vivo Io
イタリア=スペイン合作/カラー・95分
日本劇場公開1968年9月/配給:平和
日本版DVD(SPO)
監督:マックス・ディルマン[マッシモ・ダラマーノ]
脚本:ロマノ・ミグリオリーニ/
:ヤン・コーボス/カンムバティスタ・ムセットー
撮影:エミリオ・フォリスコット
音楽:エジスト・マッキ
出演: エンリコ・マリア・サレルノ/
チェリー・ジェンキンズ/ヴェナンチーノ・ヴェナンチーニ/
マリア・マルティン/ヴァレンティーノ・マッキ
●マックス・ディルマン名義で撮った西部劇。
列車を襲った盗賊のビリーは、乗客の中にかつての師匠、
マーチンの姿を見つけ、その両手を撃った。
数年後、曲撃ちの興行師になったマーチンは
見事なガン捌きを見せる青年リッキーにほれ込み、
彼を訓練してビリーと闘わせようとする。
しかし、マーチンはビリーに返り討ちにあい絶命。
リッキーはビリーと対決し、辛くも勝利する。
永らく幻の作品だったが、日本でもDVDが発売された。
「La Morte non ha sesso」
(1968)
aka:A Black Veil for Lisa
: Death Has No Sex
: Das Geheimnis der jungen Witwe (西独題)
●ルチアナ・パルッツィ主演の未公開ミステリー映画。
ダラマーノは監督のほか、脚本も兼任。
「モナリザの恋人」
(1965〜66)
Il Ladro della Gioconda (伊題)
aka:The Theft of the Mona Lisa
:On a Vole La Joconde (仏題)
フランス=イタリア合作/カラー・110分
日本劇場公開1970年12月/配給:ABC
製作会社:フィルム・マルソー/リベル・フィルム
監督・脚本:ミシェル・ドヴィル
脚本:ニーナ・コンパネーズ
:ウォルター・ライシュ/エドワード・マン
撮影: マッシモ・ダラマーノ
音楽: カルロ・ルスティケリ
出演:
ジョージ・チャキリス/マリナ・ヴラディ/
マーガレット・リー/ジャン・ルフェーブル/
アルベルト・ボヌッチ
●ルーヴル美術館に飾られた名画モナ・リザに魅せられ、
それを盗み出そうと画策する青年が大騒動を巻き起こす
ドタバタコメディ。
「夕陽のガンマン」
(1965)
Per qualche dollaro
in piu
aka: For a Few Dollars More
イタリア=スペイン合作/カラー・132分
日本劇場公開1967年1月/配給:UA
製作会社:PEA=ゴンザレス=コンスタンチン
製作:アルベルト・グリマルディ
監督・脚本:セルジオ・レオーネ
脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
撮影: マッシモ・ダラマーノ
音楽: エンニオ・モリコーネ
出演:クリント・イーストウッド(名無し)/
リー・ヴァン・クリーフ(モーティマー大佐)/
ジャン・マリア・ヴォロンテ/クラウス・キンスキー/
ヨゼフ・エッガー/ローズマリー・デクスター
●「荒野の用心棒」に続く、
イーストウッド&レオーネの西部劇。
「Abajo espera la muerte」
(1965)
aka: Delitto
d'amore (伊題)
「リーザの恋人」 (1964)
Donde tu estes
aka:Un Amore e un addio (伊題)
イタリア=フランス合作映画
日本劇場公開1965年9月/配給:松竹映配
監督:ジェルマン・ロレンテ
脚本:エンリオ・ホ/ファン・ガルシア・ホルテラーノ/
:ジェルマン・ロレンテ/ジェル・グアーナ/
:ファン・マルサ/J・M・タネス/
撮影:マッシモ・ダラマーノ
出演:クラウディア・モーリ/モーリス・ロネ
「Buffalo Bill, le heros du far
west」 (1964)
aka:L' Attaque de
Fort Adams
: Buffalo Bill, Hero of the Far West
: Buffalo Bill, l'eroe del far west (伊題)
: Das war Buffalo Bill (西独題)
●ジャック・ダラマス名義の作品。
「荒野の用心棒」 (1964)
Per un pugno di
dollari
aka: Fistful of Dollars
イタリア映画/カラー・100分
日本劇場公開1965年12月/配給:東和
監督・脚本:ボブ・ロバートソン[セルジオ・レオーネ]
原作:黒澤明/菊島隆三
脚本:ドゥッチオ・テッサリ/ビクトル・A・カテナ
: ジェイム・コマス
撮影:ジャック・ダルマス[マッシモ・ダラマーノ]
音楽: エンニオ・モリコーネ
出演:クリント・イーストウッド/ジャン・マリア・ヴォロンテ/
マリアンヌ・ユーチ/マリアンネ・コッホ/ヨゼフ・エッガー/
マルガリータ・ロサーノ
●イーストウッド+レオーネによるマカロニ西部劇の金字塔。
ジャック・ダラマス名義の撮影作。
「Duello nel Texas」 (1963)
aka: Gringo (1964、スペイン公開版)
: Gunfight at Red Sands
「地球のあばた」 (1963)
Le Citta proibite
イタリア映画
日本劇場公開1965年5月/配給:東和
監督・脚本:ジュゼッペ・M・スコテーゼ
撮影:フルビオ・テスティ
●エログロ・倒錯の性文化と、文明とは隔絶した生活を送る
島々の性文化を対比する構成で進む残酷ドキュメンタリー。
ダラマーノのクレジットはないようだが・・・?
「コンスタンチン大帝」
(1960/62?)
Costantino il
grande
aka: Constantine and the Cross
:Constantine the Great
イタリア映画/120分
日本劇場公開1961年7月/配給:松竹セレクト
監督:リオネロ・デ・フェリス
脚本:エンニオ・デ・コンチーニ/リオネロ・デ・フェリス/
:エルンスト・ユイダ/フランコ・ロゼッティ
撮影:マッシモ・ダラマーノ
音楽:マリオ・ナシンベーネ
出演:コーネル・ワイルド/ベリンダ・リー/
クリスティーネ・カウフマン/エリサ・チェガーニ/
マッシモ・セラート
「Ponzio Pilato」 (1962)
aka: Ponce Pilate
(仏題)
:Pontius Pilate
「Los Tarantos」 (1962)
「Love and Larceny」 (1960)
aka:Il Mattatore
「コサック」 (1959)
I Cosacchi
aka:Les Cosaques (仏題)
:The Cossacks
イタリア映画/113分/
劇場公開(1960年6月/配給:UNI)
監督:ジョルジオ・リヴァルタ
脚本:ダミアーノ・ダミアーニ/ウーゴ・リベラトーレ/
W・トゥールヤンスキー/フェデリコ・ツァルディ
撮影:マッシモ・ダラマーノ
音楽:ジョヴァンニ・フスコ
出演:エドマンド・パードム/ジョン・ドリュー・バリモア/
マッシモ・ジロッティ/ジョルジア・モール/ピエール・ブリス
「狂乱のボルジア家」
(1959)
Le Notti di
Lucrezia Borgia
aka:The Nights of Lucretia Borgia
:Les Nuits du Lucrecie Borgia
フランス/西ドイツ合作映画
日本劇場公開(1959年9月/配給:映配)
監督:セルジオ・グリエコ
脚本:マリオ・カイアーノ/アルド・セグリー
撮影:マッシモ・ダラマーノ
音楽:アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ
出演:フランコ・ファブリッツィ/ベリンダ・リー/
ジャック・セルナス/ミシェール・メルシェ
「エロデ大王」 (1959)
Erode, Il Grande
イタリア=スイス合作映画
日本劇場公開1959年12月/配給:イタリフィルム=日活
監督:アルナルド・ジェノイーノ
脚本:ダミアーノ・ダミアーニ/フェデリコ・ザルディ
:フェルナンド・セルチオ/ヴィクトル・トルヤンスキー
撮影:マッシモ・ダラマーノ
出演:エドマンド・パードム/
サンドラ・ミーロ/シルヴィア・ロペス
「I Misteri della jungla nera」
(1953)
aka: Black Devils
of Kali
:Mystery of the Black Jungle (米題)
「Il Boia di Lilla」 (1952)
「La Favorita」 (1952)
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