※2003年1月現在、新規の受付を終了していました。

●J.M.ウェストンのプレステージクラブ(計測編)

購入する靴はプレステージクラブ限定タイプのストレートチップに決まりました。
次に、実際の計測方法について、レポートします。


さて、足の計測に入ります。
2階に上って、左手の部屋が足を計測をするコーナーになっています。
スペースのほとんどが、計測するマシーンで占められています。
ちなみに、正面の部屋がコンピュータールーム、右手が店員の方のオフィスとなっています。

(左手の部屋にある足を計測するマシーン)




足の計測の前に、まずは白い靴下を履くことからスタートです。
自分が計測時に履いている靴下の上から履くので、より実際履いたサイズに近い計測になるように思います。
(ですので、普段いつも使っている靴下を履いていった方がいいと思います)
コンピューターが計測するには、この白い靴下を履く必要があるとのことです。

(履いていった普段用の靴下の上から、計測用の白い靴下を履いた様子)




そして、実際に計測に入りました。
計測マシーンの真ん中に片足ずつを固定します。
手すりにつかまって動かないようにして、数十秒で終了です。
真ん中のセンサーが前後に動いて計測していきます。
暗くするのですが、光のラインが動いていく様子が、印象深いです。
CTスキャンのような感じ?かもしれません(私はCTスキャンの経験はないので、あくまで想像です)。

(このマシンの真ん中に足を置きます)                                   (真ん中にあるセンサーのアップ)






次に足を実際に触診します。
職人の方が、実際に足を押したり撫でたりしながら、メモを書いていきます。
(小指のイボさえも、メモをしていたようです。)
そして、計測が終了しました。
今回は、デジカメ撮影用にのために、PC上に写った私の足のC.G.を特別に見せてくれました。
さすがは、コンピューターオーダーだけあって、リアルな画像と思います。

(コンピューター上に写された私の足のC.G.)




最後に、お金の支払いです。
プレステージクラブの入会料として最初の1回だけとのことですが950フランかかります。
プレステージクラブのカードが発行されて、今後はカード提示だけで靴のオーダーが可能とのことです。
私としては、足のサイズの計測料と登録料と理解しました。
靴の料金は7,150フランですので、合計8,000フランになりました。
ちなみに、今回は半額の4,000フランを前金として支払ってきました。
2ヶ月で完成するとのことで3月には出来ていることになりますが、5月に来ると伝えました。
ニッコリとした笑顔で、「5月にお待ちしております。ちなみに、月曜日もプレステージクラブは休みです。」と、言っていました。
5月に出来あがった靴を取りに行くのがとても楽しみです。
「どんな仕上がりだろう」、「履き心地は最高かな」などと、5月まで思いを巡らせることが出来るのも、オーダーの魅力と思います。

(上段が、プレステージクラブの会員カード、下段が日本に届いたメッセージ、下にあるノートカバーもくれました)

フランス語ではなく、英語で書いてくれました。細かな配慮がうれしいです。




★J.M.ウェストンのプレステージクラブ(コンピューターオーダー)の概要

(受け付けショップ)
パリのマドレーヌ寺院近くのJ.M.ウェストンの2階のみ
・住所:3,boulevard de la Madeleine-75001 Paris
・電話:01 42 61 00 80 FAX:01 42 61 21 16
・休日:日曜日、月曜日

(価格)
6,000フラン〜7,000フラン程度。ただし、プレステージクラブ限定タイプは7,000フラン強。
最初の1回目は計測及び会員登録料として950フラン。

(完成時期)
約2ヶ月。
※原則としてパリに取りに行く必要あり(少なくても、最初の1足目)。

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