●エドワードグリーンのビスポーク

都内の六本木にあるホテル、グランドハイアットの1室で、エドワードグリーンのビスポーク受注会が開催されました。
イギリスより、エドワード・グリーンのビスポーク部門の責任者でもあるトニー・ガジアーノ氏が来日して、本国さながらのオーダーが可能とのことで、ホテル内は熱気に溢れていました。
個人的に知っている方も多く、親しみやすい雰囲気でもありました。
ホテル内に入った時点では、挑戦するかどうかは決めていませんでしたが、サンプルがとてもカッコ良かったことと、既にたくさんの方がオーダー済みで、やるしかないとの雰囲気でしたので勢いで決めてしまいました。
実は、オーダーするならサイド・エラスティックと決めてあり、簡単な仕様を書いたペーパーも用意してあり、ほぼ確信犯ではありましたが・・・。
私のオーダーしたサイド・エラスティックの概要は以下の通りです。
(パンチド・キャップトゥタイプ、ピンキング無し、シームレスなバック、細めのベベルドウェイスト、ピッチドヒール、トゥにはピン、細めなラウンドトゥ、革はダークオークのカーフ、インナーの色はおまかせ)
約半年後の7月に仮縫い、9月に完成とのことで、出来あがりがとても楽しみです。
なお、価格はイギリス本国と同じ1500ポンド弱(約30万円)とのことで、日本で出来るビスポークとしてはとても良心的なプライシングになっています。

なお、今回、全てをアレンジしていだいたF92Aさんに感謝します。


・会場に置かれたサンプルの一部。革のサンプルもあります。

・計測シートです。この上に乗ることからスタートです。回りにある靴も、サンプルです。

・まずは、外周をトレースします。

・甲周りとヒール周りなどの3ヶ所を計測して終了です。真剣な表情のガジアーノ氏の横顔も印象的です。