●Roberto Ugoriliス・ミズーラ(プレ画像)

昨年(2001年)日本で受注会が開催された、イタリアの若き靴職人のロベルト・ウゴリーニ氏のス・ミズーラ(ビスポークのイタリア語)の画像を紹介します。

約1年かかって、ようやく出来上がりましたが、ヒールカップに小傷が輸送途中に入ってしまったとのことで造り直しになりました。
ただし、靴その物を送ってもらったのですが、期待以上の良い出来でしたし、デザインなどはそのままで造り直してもらうことにしたので、届いた靴の画像を紹介します。
トゥシャイプが程よく効いていますし、甲の低さも良い感じです。
洒落で入れてもらったイニシャルも、さりげない感じで気に入りました。
試し履き程度ですが、ヒールカウンターが土踏まずまで伸びていてピッタリしますし、足全体が適度なタイトフィットです。
こんなシルエットでも、足に全く当たっている部分がないのは、自分でも驚きです。
とにかく、早く、出来上がった靴を履き込みたい気分で一杯です。


横から見たシルエット。エッジが立っていて印象的です。MNのイニシャルもさりげなく入っています。

縦から見たシルエットも、シェイプが効いて美しいです。

ス・ミズーラらしい低めの甲がよくわかるトゥのアップ。

土踏まずも、適度にえぐられています。トゥ部分には、ピンを打ってもらいました。

靴に合わせてハンドメイドで造られたシューツリー。低めの甲が印象的です。