●フランス旅行報告(2005.12〜2006.1)

今年も年末年始にフランス旅行に行ってきました。
ノルマンディに4泊、パリに1泊と短い期間の旅行でしたが、リフレッシュできました。
今回も新潟から当日接続できる大韓航空のフライトがなく、成田空港9:35発パリ行きのエールフランスのフライトを利用しました。
予定通り14:25にシャルルドゴール空港に到着し、予約してあったレンタカーを借りてノルマンディのオンフルールに向けて出発しました。
※成田発のエールフランスのフライトは1日3便あり(JALとのコードシャア便を入れると4便、水曜日は1フライト減)、現地での都合に合わせやすいです。


機内でパリの気温が日中にもかかわず氷点下とアナウンスされたので覚悟はしていましたが、到着日はかなり寒かったです。
夕方近くに宿泊するホテルのあるオンフルールに到着したのですが、雪景色が広がっていました。
雪が降ることは多いのですが、雪が完全に積もった状態のノルマンディ地方は久し振りです。
足元もおぼつきませんし、車の運転にも少々不安を感じましたが、雪景色は感動的でした。
翌日行ったドーヴィルにも雪が積もったままでした。

・雪景色のドーヴィル、塩がまかれて道路は雪が融けかかっています。

・こちらも雪景色のドーヴィル、どんよりとした空模様もノルマンディ地方によくある光景です。

そして、ドーヴィルの隣町のトゥルーヴィルのいつものレストランでシーフードを楽しみました。
生ガキは、塩味がそれ程濃くないバランスのとれた味わいで、とても美味しかったです。
結局、滞在中に3回も昼食に来てしまいました。

・たくさん種類のある生ガキの中で、大振りなタイプをオーダーしました。

・華やかなレストランの内部。まだ12:00調度位ですのでまだ空いていますが、13:00すぎには満席になりました。


寒さも緩んだと感じていたら、3日目の朝になって雪が全て無くなっていてビックリしました。
ただし晴れ渡ることはなく、終始どんよりとした空模様でして、雨が降ったり止んだりのノルマンディー地方特有の気候が続きました。
ドーヴィルは小パリと呼ばれる程でして、レストランから各ショップに加えて競馬場まで全て揃っていて、街中で地方都市の不便を感じることはありません。
特にブランドショップはかなり充実しています。
エルメス・ルイヴィトン・J.M.ウェストンなどのブランドショップを眺めている内に、ルイヴィトンでキャリーバックを衝動買いしてしまいました。
機内持ちこみが可能なキャリーバックが欲しいと感じていたものの、まさか買うつもりはありませんでしたが、勧められる内にガーメントの入ったシンプルなタイプを買ってしまいました(ジョンロブ・パリ靴2足分の出費となり、この段階で靴の購入は事実上無しになりました・・・)
まあ、旅先ではハプニングがつきものですので、しょうがありません。

・雪が無くなったドーヴィル。エルメスが改装されていて、かなり大きく拡張されていました。信じられないことに、ご婦人好みの”掘り出し物”も目撃しました・・・。


2006年ニューイヤーは、オンフルールのレストランで迎えました。
ニューイヤーまで、ゆったりとした一時を存分に楽しみました。
0:00になると、「ボ・ナネー」と言いあって、みなさん全員で抱擁し合いました。

・レストランもニューイヤー用にシックに飾られています。みなさん、さりげなく着飾って楽しんでいます。

ノルマンディ地方は、とても親しみやすい土地です。
人情味もあり、異国人でも暖かく迎えてくれます。
暖かい季節も魅力的ですが、寒い時期も料理も美味しく風情がありました。
そして、名残惜しいノルマンディを離れて、パリに向かいました。


パリでは、1泊したものの滞在時間があまりなく、慌しくすごしました。
いつもの通り、左岸のサンジェルマン・デ・プレ界隈のホテルに宿泊して、散策を開始しました。

・恒例のサンジェルマン・デ・プレ界隈の画像。右手にドゥ・マゴが見えます。まっすぐに進んで左手にJ.M.ウェストンのショップがあります。

まずは、サンジェルマン・デ・プレのJ.M.ウェストンに行きました。
従来路線のクラシックラインに新作が無く、私は特に欲しいと感じる靴はありませんでした。
しかしながら、同居人がジョッパーブーツに目が釘付けになっていました。
紳士用だけで無いかなと思っていた婦人用があるとのことで、その時点で購入が決定していたようです。
サイズもあり、購入となりました。
とてもエレガントなジョッパーブーツでして、私もいつかは欲しいと感じたほどです。
新しく目にした物といえば、ビン入りのクリームがあったので買おうと思いましたが、同じ色の缶入りがあるなら必要ないと言われて止めました。

ちなみに、右岸のマドレーヌ店にも行きましたところ、日本でしか扱いの無かったチャッカーブーツがありました。
ライトブラウンが欲しかったのですが、まさかあるとは考えていなかったこともあり購入を決定できなかったので、次回は是非購入したいと思います。

・しっかりとした造りのジョッパーブーツ。とてもエレガントです。

昼と夜には、いつも行くサンジェルマン・デ・プレ界隈のビストロに行きました。
星付きレストランのような豪華さはありませんが、良い素材を使ってシンプルな調理がされた料理はとても美味しかったです。
ちなみに、生ガキもあり、やや塩気が強かったですが、ノルマンディの1/4の料金でして納得しました。

・ビストロの並ぶ通りもライトアップされていました。どのレストランも、ほぼ満席でざわめいていいます。


ということで、今回の年末年始のフランス旅行もとても楽しめました。
短い期間ではありますが、次回も行くことができるようにがんばろうと思います。