●フランス旅行報告−1(2003.9.)
(靴購入の話題はありません。次回以降になります。)
今年(2003年)の夏休みは転勤などがあって最初の予定の7月にはとれず、9月になってしまいましたが、個人的に恒例になっているフランスでのヴァカンスに行ってきました。
ベルルッティでシュル・ムジュールの仮縫いの予約はしてありますが、円安なこともあって靴購入は事前には何も考えておらず、コートダジュールでのヴァカンスそのものが目的です。
ですので、フランスでの旅行記主体にレポートします。
●フランクフルト経由でニース到着
今回は、予約の都合からスター・アライアンスグループのフライトにしたのですが、行きはフランクフルト経由のルフトハンザ航空を利用しました。
成田発は9:50とエールフランス昼便(12:35)より早いこともあって、ニース到着もエールフランスを利用した場合の22:00頃よりも18:25と早いです(フランクフルト着は14:35)。
ニースには、パリ以外の各国・各航空会社からフライトが出ていて、接続は比較的便利とのことです。
まずは、フランクフルト空港に到着しました。
さて、たった数時間のドイツ滞在でしたが、同じヨーロッパでもフランスとは全く違う国民性を感じましたので感じたことを書きます。
@ニース行きフライトのチェックインでパスポートのチェックが無いことから感じた(一度入国で見せているので必要が無いことはしない)合理性、
→フランスでは、トランジットは当然としてフランス国内便でもパスポートチェックがあります
Aショップのショーウィンドーに華やかさがほとんど無いことから感じた(中身で勝負との)生真面目さ、
→フランスでは、街中を歩くとショーウィンドーの美しさが目につきます
B日本のようにショップでも無言で対応する(必要以外のことはしないとの)実用性、
→フランスでは、「ボンジュール」と挨拶しないと、相手にされません
など、何かと融通の効かないことが多いフランスとは全く勝手が違います。
ニース便発まで2〜3時間あったので、とりとめもないことを考えてしまいました。
そうこうしている内に、ニースに向けての出発の時間になりました。
・気のせいか何となく無機質なフランクフルト空港の内部
そして、日が暮れる前にニースに到着しました。
(9月なのに、緯度が高いからか、日暮れは8時頃です。)
飛行機から紺碧の地中海が見えてくると、もう既に心がうきうきしていました。
やっと、今年もコートダジュールに到着です。
・ニース空港に着陸直前に撮った画像(ニース近くにあるカーニュ・シュル・メール)。
※汚れている飛行機のガラス越しですので少々ボケていますが、臨場感はわかるのではないでしょうか。
タクシーに乗っていつもの海が見えるホテルについたら、さらに感動しました。
1年振りだったのですが、水回りも含めて全面改装したとのことで見違えるように綺麗になっていたのです。
円安と値上げで1.5倍以上になったと感じていたのですが納得してしまいました。
ただ、ニース行きの便でも飛行機内で食事がしっかりと出てきてお腹がそれ程すいていなかったことと、疲れていたからか、初日はレストランに繰り出さずに寝てしまいました。
翌朝は時差の関係で早くに目が覚めたのですが、二度寝してベッドから出たのは結構な時間になっていました。
そして、窓を開けると、素晴らしい地中海の風景が眼前に広がりました。
毎年見ていますが、何度見ても感動します(特に初日は)。
・ホテルから見える風景。地中海の青い海と空が印象的です。
翌朝は、プチ・デジュネ(朝食)をホテル近くのカフェで食べて海辺を散歩しました。
昨夜ニースでの本格的なディナーを食べなかった反動もあって、昼までは時間がありましたが、もうデジュネ(昼食)を何にしようかなどと考えていました。
生カキはディナーまでとっておいて、パスタ系にしようと思い立ちました。
レストランに入って、一応メニューを見てはいましたが、もう既にオーダーは決めていました。
ニースに来たら一度は食べるラングスト(イセエビ)のパスタです。
ボリュームがあるので、パスタはいつも残してしまうほどですが、とにかく甲羅の香りが程よく効いてとても美味しいです。
しかも、ラングスト2匹(4切れ)が入って24ユーロ(約3000円)と現地価格としては高めですが、日本価格を考慮すると納得です。
ちなみに、イタリア国境に近いからかニースにはイタリアンレストランがたくさんあるのですが、ハズレも多いです。
今回は、何度か失敗しながら見つけた馴染みのサレヤ広場にあるレストランに行ったわけです。
このレストランでは、カレ・ダニョン(骨付きラム)のローストなど肉類も美味しくて、滞在中に何度か行ってしまいました。
・ラングスト(イセエビ)のパスタ。見た目以上にパスタのボリュームが多くて、今回も残してしまいました・・・。
※屋外で食べたので、パラソルの関係で上部は日陰になっています。
ニース滞在中は、こんな感じで、何も考えないで、気の向くままにすごしました。
ニース以外の街に出かけたのは、中世の趣きを色濃く残すサン・ポール・ド・ヴァンスに行っただけです。
その様子などは、次回に紹介します。