●フランス旅行報告−1(2002.12.)
(初回は、靴購入の話題はありません。次回以降になります。)

今年(2002〜2003年)の年末年始も、個人的に恒例になっているフランスでのヴァカンスに行ってきました。
今回は、ベルルッティでのシュル・ムジュールを事前に予約してあり、靴購入も大きなウェイトを占めてはおりますが、やはりヴァカンスが主目的です。
ですので、前回同様、フランスでの旅行記を交えて、レポートします。
それで、初日から3日目までは、スペイン国境に近い大西洋岸のリゾート地のビアリッツからバカンスはスタートしましたので、靴購入の話題はありません。
(ですので、靴購入関連のレポートは4日目以降の次回のレポートからになります。)


フランス到着初日

17:00頃にパリ近郊のシャルル・ドゴール空港に到着しました。ビアリッツ行きの便が、21:00過ぎと接続が悪かったので、待合カウンターを一旦出て空港内のカフェで時間をつぶしました(そこで、少し書いています)。
機内食を残さず食べたので、お腹は一杯だったので食事をする気になれず、カフェ・オレのみにしました。
今年のエールフランスの期間限定特別メニューのギー・マルタン(3星レストラン「グラン・ヴェフェール」のシェフ)の鶏料理は美味しかったですが甘めのソースが少々重かったようです。
それにしても、たまたまかもしれませんが、今回のパリは拍子抜けする程寒くありません。
夕方というのに、10℃とのことです。寒いと思って、厚めのハリスツィードのジャケットと、Barbourの厚い生地のノーザンブリアを着ていますが、外へ出てみても汗が引きません。
そして、シャルル・ドゴール空港から、ビアリッツに向けて出発しました。

・ビアリッツのホテルから見た夜景(右側がカジノ、白波も見えます)

ビアリッツの空港には、夜の11:00頃に到着となり、ホテルには11:30頃に着きました。
さすがに長旅で疲れていたことと、お腹が空いていなかったこともあって、風呂に入ってすぐに寝てしまいました。


2日目〜3日目

・翌朝にホテルから見た画像

フランスに到着した当初は時差があって、早く目覚めることが多いのですが、今回は8:00頃までぐっすり寝ていました。ただ、緯度が高いからか8:00では起きてもまだ暗かったです。
ホテルの近くのサロン・ド・テ(ティー・ハウスような紅茶主体の喫茶)でプティ・デジュネ(朝食)をとっている内に明るくなってきました。今日は、運良く晴天に恵まれました。日曜日ということもあって、海岸にはたくさんの人が散歩していました。海岸沿いにあるカフェは満席になっているほどでした。
日曜日ではありますが、リゾート地だけあって開いているショップが結構ありました。

ふらりと入った書店で靴雑誌「TREPOINTES」を見つけて買いました。この「TREPOINTES」は、フランス語ではありますが洒落たレイアウトと靴情報があるので重宝しています。
フランスで買うことにしているのですが、あまりポピュラーでないのかパリ以外では売っていない書店が多くて探すのが面倒なので運が良かったです。
※この「TREPOINTES」の件が、第1回めのレポートで唯一の靴関連の情報となります。


・熱々のスープ・ド・ポアソン(普通は何も入っていないのですが、ここは手長エビなどの具が入っています)

そして、いつも行くレストランにデジュネ(ランチ)に行きました。
このレストランは、シーフードがとても美味しくて、ビアリッツに来る目的の一つです。
初回は生カキとトゥルトゥー(カニの一種)とスープ・ド・ポワソンを食べました。
トゥルトゥーは身が取りにくいのでフランス人にはそれ程人気が無いようですが、毛蟹のような味覚とカニミソがたっぷり入っているので個人的に好みです(冷凍保存が長い?とパサパサして美味しくないので、回転の良いレストランで食べるのがお勧めです)。
スープ・ド・ポワソンには何も入っていないのが普通なのですが、ここではランゴスティーヌ(手長エビ)などの具も入っているので、一層美味しかったです。
このレストランには、結局、滞在中の昼夜4回の食事機会で3回も行ってしまいました・・・。

・生カキとトゥルトゥー呼ばれるカニの一種(このトゥルトゥーは、身は少々取りにくいですがカニミソも詰まっていて美味しいです)


・休日の海岸で散歩する人々、遠くに見えるのはナポレオン3世の皇后ウジュニーの別荘を改装したオテル・デュ・パレ

ビアリッツは、ナポレオン3世皇后ウジュニーの別荘があった小洒落たリゾート地です。
シーズンオフなこともあり、今回の滞在期間中は日本人には全く出会わなかったので、リゾート気分も高まりました(夏でもあまり日本人は見かけません)。
スペイン国境に近い大西洋岸にあり、切り立った海岸線も美しく、雨風の確率は少なくないものの気候も温暖ですごしやすいです(今回も、3日目の夕方には大雨に遭遇しました)。
第2次世界大戦前までは、王侯貴族がたくさんリゾートに来ていたとのことで、小さな街ではありますがどことなく洗練されています。
エルメスなどのブランドショップも一通りあります。
人々も素朴で心優しい感じがします。
さらには、近くに空港があるので、パリからの交通(シャルル・ド・ゴール空港とオルリー空港発のフライトがあります)の便も良いです。
ですので、フランス旅行時に時々訪れます。

・ビアリッツにあるエルメス(掘り出し物があることも・・・?)


そして、4日目の午前中にはパリに向けて出発しました。
午後には、ベルルッティにシュル・ムジュールを予約してありますので、靴の話題は次回からになります。
※4日目以降のレポートは、次回になります。

●4日目前半

●4日目後半〜6日目

●7日目〜最終日