●私の好きな靴ブランド
★Ｊ．Ｍ．ウェストン
トップページにもありますが、約１０年前に買ったＪ．Ｍ．ウェストンのローファーが靴好きになったきっかけです。
銀座のシップス（旧店舗）にフラリと寄った時に、茶色にしては光沢があり、洗練されたデザインの茶色のローファーが目に止まりました。
６９，０００円（現在７５，０００円）と当時の私には高かった（今でも）ですが、思わずボーナス一括払いで買ってしまいました。
非常に頑丈で、最初は足に合わずに失敗したかとも思いましたが、数ヶ月後には足にピッタリと吸い付くような感じになりました。
年月と共に多少は傷がついていますが、色がちょっと薄くなってきた程度で、買った当時のクオリティをほぼ保っています。
それ以来、靴に魅せられてしまいました。
ちなみにＪ．Ｍ．ウェストンは当時の日本には直営店がなく、シップスでしか扱っていませんでした（現在シップスでは扱っていません）。
現在は青山に移転しましたが、広尾に直営店（カフェデプレがある所）ができたのをうれしく思った記憶があります。
●最高のクオリティが何十年も維持されます
（１９９０年頃にシップスで買ったローファー） （２０００．７．にパリで買ったタッセル）
（１９９５年頃にパリで買ったストレートチップ） （１９９９．１２．にパリで買った大人気の「ゴルフ」）
いくつかある靴の中で、５年経過毎に靴を並べてみました。
上の画像で見る限り、時の経過による差はあまり感じられないと思います。
（ゴルフは防水のフッ素加工されているため、風合いが他とは異なることもわかります。）
革質と縫製などクオリティには一切の妥協をしていないからこそ、こんなにもいい状態で長持ちするのです。
年月を重ねると、逆に味が出てきているようにも感じます。
もちろん、よく見ると少々傷はついていますが、耐久性は靴底の革にいたるまで私の経験でも最高レベルです。
履き心地も足型がつくほどピッタリになっており、しかもこの光沢です。
私が魅了させられた理由も、ちょっとは理解してもらえるのではないでしょうか
Ｊ．Ｍ．ウェストンは、長さだけでなく幅が５サイズ（Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ）あって選べることもうれしいです。
（ちなみに１０年前にシップスではＤしかありませんでした）
たいていの方は、自分に合うサイズを見つけられるのではないでしょうか？
どんないい靴でも、サイズが合わないものは、履き心地がよくないばかりか痛くなり、いいものとの実感がわかないと思います。
実は、相当きついと思いながらローファーと同じサイズのＵーチップを買って、どうしても足に合わずに手放した苦い経験もあります。
同じブランドでも、靴の種類（ラスト）によって、サイズが大きく変わっていることを、この時に知りました。
特に芯の入ったつま先部分の革は伸びませんので、指先が当たる場合は靴が足に馴染むことはありません。
どんなにいい靴でも（Ｊ．Ｍ．ウェストンであっても）、サイズが合わないものは買ってはいけません。
※あまり言いたくはないのですが、フランス価格は、日本価格の半額以下です・・・
ちょっと気になる点もあります。
実はＪ．Ｍ．ウェストンの価格は、円高（１フラン＝１６円台）の現在(２００１年)、何とフランスでは日本価格の半額以下です。
関税が高率であったり、為替レートが１フラン＝２５円（１９９８年）の円安になったことがあったり、事情はあるとは思います。
とはいえ、頻繁に価格の再設定をする「ルイ・ヴィトン」とかのように、せいぜい３０％アップにとどめて欲しいです。
３足も買うと、パリ行きの旅費代位は十分に元が取れます！
私はフランス旅行を趣味にしているので、ここ最近は日本で買った事がありません。
主な靴の日本とフランスの価格を試算します（２００１．１．現在）。
●ドゴール
消費税込み日本価格：１６８，０００円、免税後のフランス価格：約６９，６００円（４９００フラン）
●タッセル（日本では扱っていませんが、オーダーした場合）
消費税込み日本価格：１１０，２５０円、免税後のフランス価格：約４７，０００円（３３００フラン）
●ゴルフ、ロジェ、Ｕ-チップ
消費税込み日本価格：９４，５００円、免税後のフランス価格：約３９，０００円（２７００フラン）
●ローファー
消費税込み日本価格：７８，７５０円、免税後のフランス価格：約３２，０００円（２２００フラン）
（※フランス価格は、２０００．７現在のフラン表示をもとにして、免税分１５％オフ、１フラン＝１６円で試算しました。）
日本のＪ．Ｍ．ウェストンの代理店さん、ご覧になっていらっしゃいましたら、是非企業努力をお願いします！
⇒Ｊ．Ｍ．ウェストン（日本）のＨＰ（リンク）
★価格と為替は変動します。このページの価格は修正しませんので、価格の比較は以下のリンクを参考にして下さい。
●フランスの靴の価格（リンク）
