●私の好きな靴ブランド
★フィーリングが一番
約10年前に買った「J.M.ウェストン」のローファーが靴好きになったきっかけですので、もちろんJ.M.ウェストンは大好きです。
高品質なことはもちろん、幅のサイズも豊富なのでぴったりのフィットが選べることが理由です。
しかも、自分の経験でも、きちんと手入れをすると一生持つような耐久力もあります。
オーソドックスかつスタンダードなデザインも、私としては飽きがこないで気に入っています(もうちょっと洗練されていてもいいようにも思うこともありますが)。
コードヴァン(馬の尻革)の鈍い独特の光沢と履き心地に魅せられたため、「オールデン」も大好きです。
アメリカンな靴で、革質とか縫製とかが、ちょっと位無骨な造りでも、コードヴァンの魅力が全てを飲み込んでしまいます。
無骨でオーソドックスなデザインと、コードヴァンは非常によく合います。
履き心地も、まさに足に吸い付くような癖になるような感じです。
縫い目などがほつれてきた部分もありますが、J.M.ウェストンほどではないにしろ、こちらも耐久性は強いように思います。
2000年に初めて買って以来、ジョンロブ・パリも、エレガントでパーフェクトな佇まいに魅力を感じています。
隙のない芸術的ともいえる造りは、J.M.ウェストンと、オールデンにはない魅力を持っています。
しかしながら、以上は私の個人的な価値観です。
私の経験は参考にしていただきたいと思いますが、やはり自分のフィーリングに合ったものが一番です。
「エドワードグリーン」、「クロケット&ジョーンズ」、「チャーチ」、「ジョージクレバリー」など、英国メーカーもすばらしいと思います。
もちろん、他の国のものも、もちろん日本製もそれぞれすばらしいものがあると思います。
自分の価値観(価格帯も含めた)とフィーリングが合ったものが、自分の好きな靴ブランドです。
そして、買ってみて履き込んでみて、次も買おうという気になるブランドが見つかったら、うれしいことです。
そうして、やっと自分に合った大好きなブランドが決まるのだと思います。
<個人的に好きなブランドへのリンク>
★次に興味を引かれているブランド
どういうわけか、私のフィーリングに合うのはフランス製ばかりです・・・。実は、どちらも、2001年に買ってしまいました。
●ベルルッティ
(パリのシャンゼリゼ近くのマッブフ通りにある「ベルルッティ」)
※フル画像から縮小しましたら、ちょっと画像がみだれてしまいました。
東京の青山ツインタワーに支店ができて何度かいったのですが、まさに芸術品のようなたたずまいの靴が並んでいます。
色が独特で、好みの色に着色できるベネチアンレザーを使っているとのことです。
多分耐久性はあまりないでしょうし、奇抜なデザインばかりなのですが、私のフィーリングに訴える何かがあります。
値段も結構高くて、私が欲しいと思っていたノルベジェーゼ製法のプレーンな靴「アレッサンドロ」で150,000円もします。
そして、パリに行った時に同じノルベジェーゼ製法のU−チップを買ってしまいました(2001.1.)。
ちなみに、消費税込み日本価格が157,500円のところ、免税後のフランス価格は約96,000円(6500フラン)でした。
パリの「Berluti」(住所:26,rue Marbeuf,Paris、電話:01
43 59 52 20)
●Aubercy(リンク)
日本にはショップがありませんが、フランスの靴専門誌「TREPOINTES」(リンク)に紹介されていて、興味を持ちました。
ショップで見た雰囲気では、エドワード・グリーンのようなたたずまいです。
クラシカルな雰囲気で、なんとも言えない魅力を感じました。
値段的には、ストレートチップが3250フラン、トリプルソールのウィングチップが3950フランと、J.M.ウェストンよりも高くジョンロブ・パリ位です。
日本にショップがなくメンテナンスに不安でしたが、国際郵便で扱ってくれるとのことで、トリプルソールの内羽根式ウィングチップをオーダー(1/2メジャー)してしまいました。
サイズを基本的には既製靴に合わせて木型などのディテールを変更可能な、「1/2メジャー」も同じ価格で可能なのです。
ある意味で、日本に紹介されていない最後の大物ブランドかもしれません?
パリの「Aubercy」(住所:34,rue Vivienne,Paris、電話:01 42
33 93 61)(住所:9,rue Luynes,Paris、電話:01
45 44 30 80)