権藤 正利(投手 左投左打)

1967年に村山実の「防御率2位との差リーグ記録」を破ったのが、同じタイガースの権藤正利です。

記録の本では、28連敗の記録を持つ投手として有名ですね。

実働21年間、中堅の投手として地味ですが、重要な働きをしました。この記録は、新人王とともに彼の大きな勲章でありましょう。

1967年は、村山、江夏、バッキーがそろう数少ないシーズンで、タイガースの優勝が期待されましたが、打線が振るわず、ジャイアンツに大差の優勝を許してしまいます。

1960年には、ホエールズでエース秋山登(1.75)を上回る防御率1.42を上げ、優勝に大きく貢献しました。この当時は、規定投球回が試合数×1.4だったため、権藤正利は規定投球回未満になってしまいますが、158イニングを投球しており、現在の基準(試合数と同じ)はらくらくクリアしています。惜しかったですねえ。

ニックネーム等    
選定理由 防御率2位との差リーグ記録(’67〜’69) 0.74