白坂 長栄(内野手 右投右打)

セリーグでは、創立の年(’1950)の記録が残っている例がけっこうあります。白坂長栄の二塁手の最多併殺、最多刺殺の記録もそのような記録のひとつです。

白坂は打撃関係のタイトルがなく、地味な印象ですが、その守備力は多くの人の印象に残っており、後に名人と呼ばれた吉田義男や鎌田実も影響をうけたといいます。

白坂の2番目の選定理由は、リーグ遊撃手併殺記録です。わずか1年しか持たなかったとは言いながら、複数のポジションの併殺記録を保持したことは球史でも珍しいことで、語りつぐ価値が充分あるとおもいます。

ニックネーム等    
選定理由 リーグ二塁手刺殺(’50〜) 431刺殺
  リーグ二塁手併殺(’50〜) 136併殺
  リーグ遊撃手併殺(’52) 89併殺