小山 正明(投手 右投右打)

小山正明は、通算勝利・通算奪三振ともに、金田正一米田哲也に続く3位。そして、投球回P(各年度の投球回ベスト3のポイント)でも、5位にあたる13をあげます。

小山といえば、必ず話しにでるのが「精密機械」といわれたコントロールです。通算無四球試合74は鈴木啓示に次ぐ2位。セリーグであげた47はセリーグ記録。パリーグに移ってからの26をランキングにあてはめてても20位前後にはなります。シーズン無四球試合10もセリーグ記録です。

’73現役最後のシーズン、4勝をあげます。そした、2つの完投勝利がいずれも無四球試合であるのには恐れ入ります。
(前に’72にいったん引退と書きましたが、間違いのようです。すみませんでした。)

「投手なら目をつぶってもストライクが投げられる。目は開けててストライク投げられないヤツは投手じゃない」と言われても、ごもっともとしか言いようがないですね。

’62タイガースは、村山実との二本柱を中心とした強力投手陣に、名将藤本定義を得て、戦後初優勝をあげます。

最多勝1回 最多奪三振1回

ニックネーム等 精密機械
選定理由 投球回P5位 13