鈴木 啓示(投手 左投左打)

分析の「たくさん投げるということ3」でとりあげた投球回P(各年度の投球回ベスト3のポイント)が通算2位に入ったのが、鈴木啓示です。これは、金田正一に次ぐものです。投球回Pは、1年に数多くなげるだけでなく、それを継続しなければあがりません。いかにエースとして君臨していたかがわかります。

鈴木啓示が在籍していた’66〜’85、特に前半のバファローズはお世辞にも強豪とは言えぬチームだっただけに立派といえましょう。

バファローズは、名将西本幸雄を得て、じょじょに力をつけ’79に初優勝、鈴木啓示は10勝をあげ優勝に貢献しました。鈴木啓示が300勝投手になれたおおきな要素として、現役の後半の西本幸雄監督が余裕をもった(当時としては)ローテーションを保ち、同時期の山田久志や村田兆治のように無理な登板を避けさせたことがあるようにおもいます。(本人が認識しているように見えないのは困ったもんですが・・)

最多勝3回 最優秀防御率1回 最多奪三振8回

ニックネーム等 草魂  
選定理由 投球回P2位 22