別当 薫(外野手 右投右打)

「3割30本30盗塁」といえば、攻撃の万能選手の象徴といえるでしょう。’50に、別当薫はセの岩本義行ともに日本野球史上初めて達成しました。しかも守備の面でも高い評価を受けています。

過日、「別当薫さんを偲ぶ集い」に参加した時も、攻守走すべての話がでてきたのは、彼の活躍を表しているでしょう。

それから、’50「ラビットボールの時代」とはいえ、120試合で43本塁打は恐ろしい数字です。しかも2位の森下重好の30本塁打とくらべ13本差!打率30傑の本塁打シェアは11.41。年度別の本塁打王と2位の本塁打シェアをみてみると、11.00以上の数字をあげているのは、わずかにのべ29人(本塁打のすくない戦前の8人を含む)です。別当以上のシェアを達成しているのは、大下弘中西太王貞治野村克也・豊田泰光の不世出の長距離打者4人しかおりません。

本塁打王1回 打点王1回

ニックネーム等  
選定理由 3割30本30盗塁(’50)