松本 匡史(外野手 右投両打)

金山次郎の記録を、実に33年ぶりに破ったのが、ジャイアンツの松本匡史(76盗塁)です。カープの高橋慶彦(70盗塁)とのハイレベルな盗塁王争いの結果でした。

2リーグ分裂の折り、盗塁を重視していたホークスとブレーブスが両方ともパリーグにいってしまった為か、セリーグは相対的に盗塁数が少なく、その傾向は現在まで続いています。それだけに70盗塁を超える盗塁王争いは大いに評価したいところです。

ニリーグ制50年の歴史の中で、年度ごとにセ・パ盗塁王の盗塁数を比べると、セリーグが上回っているシーズンは13回しかありません。セの盗塁王で、2回以上パの盗塁王を上回ったのは、ドラゴンズの岡嶋博治、ジャイアンツの柴田勲と松本匡史しかいません。

盗塁王2回 最多安打4回

ニックネーム等    
選定理由 リーグ最多盗塁(’83〜) 76盗塁