稲尾 和久(投手 右投右打)

ついに、稲尾和久の登場です。シーズン最多勝記録だけでなく、数々の記録に輝き、「球史最高の投手」として稲尾の名前を挙げる人も少なくありません。

’57、三浦方義の29勝の翌年、2年目の稲尾は、パリーグで初めて30勝を超える35勝(6敗)をあげます。そればかりでなく、防御率(1.37)勝率(.854)でもトップ。2年目のジンクスなどどこふく風です。入団から3年連続防御率1位、4年連続防御率1点台、入団2年目から3年連続30勝!いやはやコメントのしようがない。

不滅におもえた35勝の記録も破られる時はすぐやってきました。わずか2年後の’59ホークスの杉浦忠が38勝(4敗)の驚異的記録を達成します。稲尾も30勝をあげますが、勝数・防御率・奪三振の部門全部で杉浦忠に劣ってしまいました。

ここで終わらないのが、稲尾のスゴイところで、杉浦の記録のまた2年後、’61に42勝!をあげます。戦後の40勝以上は、稲尾ひとりです。これが現在でも、シーズン最多勝記録になっています。

その後、故障して再起不能とおもわれましたが、主にリリーフとして再起、自身5度めの最優秀防御率を獲得します。この頃、セーブポイントがあったら、ここでも名前をのこしたかもしれません。

ニックネームの「サイちゃん」ですが、「大リーグの500勝投手!のサイ・ヤングからきている」いうのが普通の説ですが、「顔がサイに似ている」という俗説もあります。

最多勝4回 最優秀防御率5回 最多奪三振3回 最高勝率2回

ニックネーム等 神様、鉄腕、サイちゃん  
選定理由 リーグ最多勝(’57〜58) 35勝
  リーグ最多勝(’61〜) 42勝