野村 克也(捕手 右投右打)

野村克也は、新しい野球ファンの方々にとっては、監督のイメージが強いでしょうが、球史に残る大打者かつ名捕手です。落合博満が登場するまで、パリーグで50本塁打以上を打ったのは、彼一人でした。(52本塁打)

肉体的にも負担のおおきい捕手というポジションで四番バッター、かつ’70〜’77はプレイングマネージャーとして活躍しました。

この年、ホークスはわずか1ゲーム差でライオンズに優勝をさらわれていまいますが、野村は本塁打・打点の2冠。本塁打では、2位の山内一弘、張本勲に実に19本をつけ、打点でも当時のパリーグ記録となる135打点を叩きだしました。

こんなにスゴイ選手なんですから、自ら「月見草」なんていって地味にみせることないのになあ。「ONがいなければ、自分がナンバーワンだった。」という気持ちはわかりますが・・

彼の場合も、王貞治にまけず、選定理由はこのあとゾロゾロでてきます。

首位打者1回 本塁打王9回 打点王7回

ニックネーム等 ノムさん、ムース、月見草  
選定理由 リーグ最多本塁打(’63〜) 52本塁打