王 貞治(内野手 左投左打)

王貞治は、多くの記録をもっています。おそらく、私設野球殿堂においても、20以上の選定理由が並ぶことになるでしょう。

’64王貞治の55本塁打は、現在でもセリーグの最多本塁打記録です。この年、打点王(119打点)も制し、2冠をとりますが、首位打者はわずか3厘差で、ドラゴンズの江藤慎一におよびませんでした。ONはあわせると、200打点以上という猛威を振るいますが、バッキー(29勝)村山(22勝)のタイガースに優勝をさらわれてしまいます。ジャイアンツは、魔術師三原のホエールズにも後塵をはいし、3位にとどまっています。

記録分析のコーナーで取り上げた「ダブル30」(3割・30本・30盗塁のうち2つ以上達成)の回数を私設野球殿堂の選定理由に加えました。2位の長島茂雄・福本豊・山本浩二・落合博満の7回の倍近い13回達成という凄まじい記録です。

首位打者5回 本塁打王15回 打点王13回

ニックネーム等 ワンちゃん、一本足打法  
選定理由 リーグ最多本塁打(’64〜) 55本塁打
  ダブル30・1位 13回