ランディ・バース(内野手 右投左打)

’86年、川上 哲治の35年後、現在のシーズン最高打率を作ったのがランディ・バースです。

’85年には、タイガースの20年ぶりの優勝に貢献しました。いまでも、タイガースファンで「神様といえばバースの事」という方は少なくないでしょう。

同年、本塁打は54本と王貞治の持つ日本記録(55本)に迫りますが果たせず、翌’86年にシーズン打率記録を作るという離れ技を演じます。これだけでも、充分球史に残る働きなのですが、もし’85に本塁打記録を作っていたならと考えると寒気を感じるほどスゴイです。

王貞治のシーズン最高打率は.355でランキング29位ですから、「日本プロ野球史における最強打者はバースである」と言われる方がおられるのも無理ないことです。

さらに、’85には、126試合出場で134打点と「出場試合以上の打点」も達成していました。同じ年、パリーグで三冠王を達成した落合博満も「出場試合以上の打点」を達成しています。

首位打者2回 本塁打王2回打点王2回

ニックネーム等 神様  
選定理由 リーグ最高打率(’86〜) .389
  出場試合以上の打点(’85) 126試合134打点