Windowsを快適に
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0. はじめに
1. Windows
2. チューン-- 1 --[メモリー増設]
3. チューン-- 1.1 --[swapメモリー]
4. チューン-- 1.2 --[メモリーの動的解放]
5. チューン-- 2 --[スライス・タイム]
6. チューン-- 3 --[スタートアップ]
7. チューン-- 3.1 --[ロゴ]
8. チューン-- 3.2 --[その他]



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0. はじめに
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Windowsは、高性能や低性能を問わず、ある一定の規格のパソコンで動くように設計されています。
また、Windowsは進化を続けており、同時に今までのものとの互換性も保証しています。

この2つの汎用性を重要視しており、必ずしも全てのパソコンが快適に動作するわけではありません。 そのため、設定を各自のパソコンに調整することにで、より快適なWindows環境を手に入れることが可能です。


また、以下項目については、私のパソコンで設定している物であり、くれぐれも各自の責任で行ってください。

原則的には以下に示す方法はWindows98SEで可能です。他のヴァージョンのOSで、行う場合は、可能かどうか考えた後、行うようにしてください。

この章に書かれている説明が分かりかねるという方は、以下の設定変更はしない方が良いと思います。トラブルが起きたときは、解決が必要となります。

以下の事は、同時には行わないようにしてください。一度設定変更したら、再起動し、テストしてください。そうしないと、トラブルが起こったとき、原因がわかりません。


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1. Windows
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1.Windowsとは?で多少説明しましたが、ここではもう少し詳しく説明します。

パーツ
主な役割
副次的役割
CPU 主な計算処理 パソコン内を流れる情報の統括
メモリー(RAM)
情報の一時的記憶(電源が入っている間) Windows動作状態の一時的記憶
ハードディスク
(HDD)
情報の恒久的記憶(電源を落としても) メモリーが足りない時の代用(swapping)

参考:
RAM:Random Access Memory
ROM:Read Only Memory


パソコンをさらに理解するには、副次的役割を理解することが重要となります。
以下、それぞれについて簡単に説明します。

[CPU]
中央演算装置(center processor unit)と呼ばれています。
足し算、かけ算等を始めとした2進法演算により全ての処理を担います。
例えば、”パソコン”という単語をWordで表示するにも、”pasokonn”とキーボードを押し、選択し、決定します。この過程では、どのアプリケーション上で、どのキーが押されたか確認し、それを日本語変換プログラムで辞書より適合語を探し、候補を表示し、ユーザーの入力により該当語を画面に表示します。これらの処理全てにおいて、情報の処理解析&移動が伴います。CPUはこれを担います。


[メモリー]
情報の処理解析&移動に特化しているCPUの、補助をするのがメモリーです。
扱う情報量が多い場合、CPU内の一時記憶部分だけでは処理しきれない場合があります(ほとんどの場合)。高速なCPUを活かすために、メモリー内に格納される情報は電圧により保持されています。このため、電源を落としてしまうと、メモリー内の情報は消えてしまいます(フラッシュメモリーはこれに対応した物で、その分アクセススピードが遅い)。
そして副次的な役割として、Windows自体の状態も記憶しています。
また、ハードディスクに何度もアクセスしないように、しばらくの間、一度読み出した情報の保持もします。


[ハードディスク]
一時的に情報を格納するメモリーに対する物として、情報を磁気的に保存する事で電源を落としても恒久的に保持する物がハードディスクです。
そして副次的な役割として、処理によって搭載メモリーでは足りなくなった場合、ハードディスクをメモリーの代わりとして使用します(この行為をswappingという)。



以上、主な3つのパーツによりパソコンは動いています。
このため、どれか一部分の処理が遅い場合、それにつられて全体のパフォーマンスも落ちることになります。
Windowsを快適にするには、全体の処理量を減らすか、各パーツを高性能化するほかありません。
CPU、HDDは交換しなければ高性能化することは出来ません。よって、最も安く、手軽にパソコンを快適にする方法としてメモリー増設が挙げられます。

Windowsが動くには本来、128MB程度のメモリーが必要です(搭載メモリー64MBのパソコンでもWindowsが動いているのはswappingしているからです)。パフォーマンス向上には、swappingを減らすことが最も効果が大きいです。

しかし、Windows98、Meでは、128MB、もしくは、200MB以上メモリーが有っても、メモリーが足りませんと表示されてしまう場合はあります。これは、どんなWindowが開かれて処理しているかというWindows自体の状態を把握しているシステムリソースというメモリー割り当て量が一定であるからです(Windows2000、NTではこれは解決されています)。こう表示された場合は、他のWindowを閉じる(アプリケーションを閉じる)必要があります(アプリケーションを閉じても、システムリソースが解放されない場合は、再起動が必要です)。



参考として、以下にBIOS、デバイス、レジストリ等の簡単な説明をします。
名称
主な役割
BIOS 各種ハードの認識を担う
デバイス
BIOSで認識された各種ハードをWindowsが利用できるようにする
レジストリ Windows上のアプリケーションと、Windows自体の設定


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2. チューン-- 1 --[メモリー増設]
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パソコンにより、使用できるメモリーは異なります。
現在使用しているメモリーと同規格のメモリーを使わなければなりません。

電源を落とし、パソコンのふたを空けて、該当場所に挿し、電源を入れるだけで完了です(BIOSが自動認識してくれます)。
認識しているかどうかは、BIOSで確認するか、コントロールパネルのシステムで確認できます。
認識してくれない場合は、挿し方が悪いか、規格が異なっている場合があります。
どの規格が使用できるか?、最大搭載量等は各自調べてください。
どの程度まで増設すればよいかは、使用のソフトの処理を理解し、HDDのアクセスランプとかを見ながら判断してください。

価格.comでメモリー最安値が検索できます。
規格さえ該当していれば、メーカー純正品でない、バルク品でも正常に動作します(しかしこの場合は保証外となります)。

メモリーについての説明は、のコンピュータについてのメモリについてを参考にしてください。ここに書かれていないこととして、クロックサイクルについてのサポートクロック数があります。大抵、店で売られている物はそれぞれの規格で一般的な物ですが、中にはそうでない物もあります。


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3. チューン-- 1.1 --[swapメモリー]
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チューン-- 1 --[メモリー増設]に続く方法です。
これにより、HDDへのswappingを必要になった場合にのみ行うようにします。
どんなにメモリーを増設しても、この設定を行わない限り、ある一定量は常にswappingしています。

この方法は、128MB以上の搭載メモリーが必ず必要です。
メモリーが足りない場合、Windowsが起動しなくなります(この場合、DOS上で設定を元に戻す必要があります。DOSのエディタ操作方法を確認の上行ってください。)。

WINDOWSフォルダにある、SYSTEM.INIというファイルを編集します。

ConservativeSwapfileUsage=1

この行を、[386Enh]という分類の所に書き加えます。


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4. チューン-- 1.2 --[メモリーの動的解放]
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チューン1[メモリー増設]、1.1 --[swapメモリー]を行った後、行うと効果があります。

CareTakerというソフトがお勧めです。


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5. チューン-- 2 --[スライス・タイム]
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Windowsは名前の通り、見かけ上のマルチタスクを実現しています。複数の処理をある時間毎に、断片的に順番に行っているから、見かけ上と言います。

このある時間をスライスタイムと言います。
これにおいて、Windowsは現在に至っても、遅いCPUしかなかった、3.1時代の設定が残っています。
ただしスライスタイムを短くしすぎると、Windowsが極端に遅くなります。この場合、設定を調整してください。333MHzのCPUではスライスタイムは4がちょうど良かったです(PCのシステム構成にもよります)。
また、WindowsMEにおいては、試したことがないので、動作保証はしません。
WINDOWSフォルダにある、SYSTEM.INIというファイルを編集します。

MinTimeslice=4

このように、[386Enh]という分類の所を訂正します。


この設定が有効に働かない場合もあります。その場合は、元に戻してください。


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6. チューン-- 3 --[スタートアップ]
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Windowsが起動したら、メニューの中のスタートアップにあるプログラムを自動実行します。
そのため、不必要なプログラムをここに入れないことで、起動時間は短縮されます。

ここに存在しないプログラムが、タスクバーに表れている場合は、該当のアプリケーションの設定を変更することで可能です。


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7. チューン-- 3.1 --[ロゴ]
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Windowsが起動するとき、このような場面が表れます。これは画像を読み出しているので、読み出さないようにすることで、わずかに起動時間が短縮されます。

Cドライブにある、Msdos.sysというファイルを編集します(読み出し専用を解除する必要がある)。

Logo=0

この行を、最終行に書き加えます。


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8. チューン-- 3.2 --[その他]
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ドライブスペースを使用していない場合、有効です(ドライブスペースを使用している場合、これを行うと起動しなくなります)。

これにより、未使用のシステムリソースが多少増加します。

Cドライブにある、Msdos.sysというファイルを編集します(読み出し専用を解除する必要がある)。

DblSpace=0
DrvSpace=0

この2行を、最終行に書き加えます。




また、以下の方法で、さらに未使用システムリソースが多少増加します。
これはDVDを使用しない場合にのみ行ってください。

アクセサリ、システムツールより、システム情報を起動します。
そして、メニューのツールから、システム設定ユーティリティーを起動します。
すると、以下の画面が表れます。


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ここで、起動オプションを選択するにチェックを入れ、詳細設定を押すと、下の画面が表れます。


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ここで、UDFファイルシステムを使用不可にするにチェックを入れます。

これにより、動作がおかしくなった場合、設定を元に戻してください。


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