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アシスタント全般編
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- Q:絵を描くのが好きで、以前からマンガ家のアシスタントをしたいと思っていましたが、どうやってなったらいいのかわかりません。
- A:通常アシスタントになる場合、それ以前に「マンガ家になりたい」と思っていることが多いので自分の作品を投稿したときに応募用紙に「アシスタント希望」と書いておくか、雑誌でアシスタントを募集している先生のところに応募することになると思います。が、まれに友人の口コミなどでなれる場合もあります。
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- Q:アシスタントに応募するときに「背景・人物などのカットを同封」と書いてありますが、具体的にはなにを描いたらいいでしょう。
- A:特に指定がなければその先生のマンガによく出てくる場所や小物を描いてみるのがいいと思います。もちろんペン入れをし、トーン仕上げまでしたものを送ります。なるべくコピーよりも原画がいいです。
その他には履歴書なども同封(きちんとしたものでなくてもいいので。指定があるときはそれに準じます)私は以前「人物」と書かれていたので、思いっきり自分のキャラクターを描いて送ったことがありますが今思えば先生が求めていた「人物」とは「背景の中にいる人物」(いわゆるモブ)のことっだったのではないかと。もちろんその時は不採用でした(笑)。
しかしモブを入れつつも自分のキャラクターも描いて送るのは悪いことではないと思います。先生にとっては、ペンタッチなどが自分の絵に合うかどうかの判断基準にもなると思うからです。ちなみにその後私が応募したときは、自分が他で描いた背景(なるべく独立したもの)のコピーと履歴書、自己紹介文を送りました。そのときは採用になりました。
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- Q:始めてアシスタントに行くことになったのですが、何を持っていったらいいでしょうか?
- A:マンガを描きに行くのですから、最低限シャーペンと消しゴムくらいは持っていきましょう。背景を描く可能性がある場合は使い慣れた定規やペン軸(アシなら大抵丸ペン)も。ホワイト筆もあったほうがいいと思います。墨汁やホワイトまで持っていく必要はないと思いますが、インクか墨汁で線に違いが出てしまうなどの不都合がある場合は、仕事に入る前に先生に聞いてみた方がいいでしょう。
また泊まり込みになるのなら、洗面用具やタオル、着替えも必要です。常備薬などがある人はそれも忘れないように。それ以外にも自分が必要だと思ったものは持っていった方がいいかも。ただし「これがないと眠れない〜」などと言ってぬいぐるみなどを持っていくのはやめましょう。慣れてくると荷物も減ります。
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- Q:アシスタントになりたいのですが、求められる技術やそのレベルはどのくらいでしょうか?
- A:これは一概には言えません。なんでも描けて、その上早くて丁寧なら申し分ないでしょう。「初心者でも熱意があれば可」とおっしゃる先生もいますので、初心者の人は先生の言うことをよく理解して、速さよりも指定を間違えない、丁寧にやる、を心がけてやるのがいいと思います。(それでも限度ってものもありますが)
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- Q:アシスタントをやってみたいのですが、アシスタントの生活ってどんなものですか?
- A:仕事中は時間が不規則になりがちですが仕事が終われば普通の人と変わらない生活を送っています。ただし予定の変更などが多くなりがちなので、臨機応変に対処する心構えは必要かもしれません。
「ある日のアシスタント日記」も参考にしてみて下さい。
またアシスタントは専属でないかぎり通常の会社員などが受けられる福利厚生などはありませんので、国民年金、国民保険には自分で入り、確定申告もしなければなりません。(専属でも保証のない仕事場の方が多いです)
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- Q:アシスタントの仕事は泊まり込みになることが多いようですが、それで困ることなどはありますか?
- A:一人暮らしをしている場合、長い仕事に出かける前に生ゴミを出し忘れるてのはかなりヤバイと思います。あとは仕事が延びてしまった場合日付指定してあった宅配便を受け取れないとかでしょうか。(延ばさずに帰ればいいじゃないかと思う方もいるでしょうが、そういうときはかなりせっぱ詰まった状態なので、仕事場には帰れない雰囲気が充満しています)
仕事の連絡は携帯に電話かメールで入ることが多いですし、長い仕事になると先生が気を使って「うちのパソコンでメールチェックしていいよ」とおっしゃってくれるところもあります。自分のメーラーを持って行かなくてもWEBメールなどを利用すると便利です。
24時間他人と寝起きを共にするので、それに伴う精神的なストレス(?)にも耐えられないとなりません。
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- Q:アシスタントをしてみたいのですが、お給料ってどのくらいですか?アシスタントだけで暮らしていけますか?
- A:これも一概にはお答えできない質問です。アシスタントというのは本当に特殊な仕事形態だと思うので、先生によってもまちまちだし、自分の技術力にも比例してくると思います。専属かそうでないかにもよるでしょうし、1カ所だけで生活できるだけの収入を得るのは、プロダクション化している先生のところでないとかなり厳しいかもしれません。だいたいみんな掛け持ちしています。
「アシスタントとは?」のページも参考にして下さい。
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- Q:現在OL(もしくは学生)をしていますが、以前からマンガが好きでアシスタントもしてみたいと思っています。
普通の仕事をしながらアシスタントもするのは不可能ですか?
- A:不可能ではありません。実際両立している方を私も知っています。ただしそれをするためにはかなりの努力と技術力が必要です。(私が会った方は某マンガ家さんのところでチーフアシスタントをされていました)それと先生の仕事のやり方にも関係があるでしょう。常時仕事をなさっていて、「いつでも数時間でもいいから来てくれていい」というようなところだったらこの形態は可能でしょう。
ただし、単なる「バイト」感覚でやるのか「将来マンガ家になりたいから」やりたいのとでは使う先生の対応も変わってくると思います。なぜなら「やりたい」と言っている人が初心者だった場合、先生はその人を「使える」人材にするためにそれなりの投資をして教育するという手間をかけます。しかしそれがすぐに辞めてしまう人」だった場合は、そんな手間暇をかけるほど暇も財力もある先生は少ない(いない?)からです。
アシスタントの仕事は「泊まり込み」が主なので、毎日学校や会社へ行きながら土日はアシスタントというのも、〆切がかならず土日を含むとは限らないので難しいかもしれません。それでもやりたい! という人はがんばって両立できる道を捜して下さい。本当にやりたいなら、できるようになるでしょう。
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- Q:地方在住なので地元でアシスタントをしたいのですが、求人はあるでしょうか?
- A:東京ほどではないにしても地方にもマンガ家さんはいらっしゃいますので、可能だと思います。
むしろ地方の先生の方がアシスタント不足に困っているのではないでしょうか。私も毎月東京から北海道へアシスタントに行っている人を知っています。編集部などに電話をかけて、地元で描いている作家さんでアシスタント不足に悩んでいる先生を紹介してもらうのも手かもしれません。
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- Q:自分は女なんですが、少年漫画を描きたいので男の先生のところへアシスタントに行きたいと思っていますが、男性作家さんのところで女性アシスタントはやとってもらえないのでしょうか?(逆もしかり)
- A:そんなことはありません。両方いる仕事場もあります。しかし「男性限定」「女性限定」という先生もいらっしゃるので、これは先生次第でしょう。私も男性作家さんのところへ行っていたことがありますが、色々不都合もありましたし、逆に女性作家さんよりやりやすい面もありました。
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- Q:アシスタントをしていて楽しいこと、辛いことにはどんなことがありますか?
- A:両方ともたくさんあります。いい絵が描けて自分で「よっしゃ!」と思えたり、それを先生にも気に入ってもらえてすごくおもしろい漫画が出来上がった時など自分の作品じゃないんだけどやっぱり出来上がった時はうれしいですよね。それが世間の評価も良ければなおさらです。あとは作品がまとまってコミックスになったときに、そのコミックスをいただける時。(サインつき!)辛いこともありますが、寝られないとかお風呂に入れないとか世間一般的に「マンガ家の生活」としてあげられるようなことでしょうか。
でも幸いなことに何日も寝られないとかご飯を食べさせてもらえないというような仕事場には行ったことがないので、あまり辛いことはないです。辛かったら辞めてます、多分。それに辛いことは嬉しいことがあると大抵忘れてしまうので、あんまり覚えてないのかも。
なんの仕事にせよ「楽しい」と感じるか「辛い」と感じるかはその人の考え方次第でかなり変わってくると思います。私はこの「特殊な仕事」が「面白い」と思ってやっているので、大抵大変なことがあっても「あのときは面白かったよね」ですまされてしまいます。(バカなのかも・・・)「辛い」より「悔しい」と思うことの方が多いかもしれません。
自分の技術や表現力の乏しさに呆れることはよくあります。
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- Q:アシスタントに将来性はあるのでしょうか?
- A:それは私達が聞きたいくらいです。ここでいう「アシスタント」は「マンガ家のアシスタント」を意味しますので、「マンガ家」という職業がなくなれば「アシスタント」も必要なくなります。アシスタントという仕事自体が今現在社会的に確立された地位を持っているわけではありません。そういったことも考えたいというのがJ.A.C.設立のきっかけにもなっています。「パソコン」という魔法の箱がマンガ制作の現場に導入されてきている昨今、アシスタントの費用を減らすために仕上げはパソコンでやるという先生が増えているのも実情です。そうなったときに「マンガ家におけるアシスタントの必要性」を問われるわけで、そこで「必要である」という答えをマンガ家さんに出してもらえるようにアシスタントの将来性を決めるのはアシスタント自身であるのかもしれません。
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