No.SW-004P / G99-104
“黒夢の闘騎”アーヅェルハイン・エンツォネス
〜〜〜アレクラスト中部:オラン出身の女性の人間 16歳〜〜〜
技能:
SR5/SG1/FT1/RN1/BD1/JB(研究)3
体格:やせ気味 特徴:やや男性的 髪:黒
◆通称ハイン。自ら“黒夢の闘騎”を名乗る、導師級の実力を誇る独立の魔術師にして諺学者《パレミオロジスト》。◆16歳と言う年齢にそぐわぬ、老成した雰囲気を持つ。自身の黒髪黒眼に合せた黒を基調とした装いに、赤が覗いているのは幻影魔術師の証。長身痩躯の背を流れる黒髪は、幻覚の乗騎を駆る時のみ黒いリボンで束ねられる。◆平素は常に敬体で語り、沈着冷静な学者然とした佇まいを見せる。反面、内にはかなり烈しいものを秘めている。最も忠実なる代弁者たるべき、破壊魔術の冴えは今一つ。豊富な武装から巻き上げ式弩を手に取った時の方が、殺意は深いのかも知れない。◆一定以上年上の異性に対し好意的に振舞う、年頃の少女らしい一面もある。◆魔術師としての杖は、緑の蛍石を散らしたトネリコのバトン。学院の魔術師とは、若干異る様式で魔術を行使する。大盾がその手にある時は魔術を行使できないが、魔術師らしからぬ装備故に生半可な攻撃は寄せ付けない。腰に帯びた曲刀を抜く事は稀である。◆扱う楽器は小振りのリュート。レクイエムの為だけに身に付けた為、選曲の傾向は酷く暗い。◆使い魔は鴉のメッセントゥルカ。竜の咆哮を聞きバーサークした辺りからは、日頃の扱い(三日餌抜き、etc)の程が伺える。その姿を主人の間近に見る事は少ない。◆賢者としての知識は浅いものだが、実践と場数は多い。畏敬する再従姉を探しに、オラン北方の田舎街を出た頃とは別人とさえ言える。実際、その肉体は一度フェニックスの炎によって焼かれ転生している為、別人と評する事は全くの的外れではない。◆リュキアンの微笑み亭に専用のティーカップを持つ、常連客の一人。かなりの紅茶党としても知られる。何らかの事情で紅茶が切れた時には、本来の東方辺境訛りが表出してしまう。◆パーティ『びっくり箱』のリーダーを務めていた事もある。現在はフリー。
“黒夢の闘騎”アーヅェルハイン・エンツォネスは語る:
「散り逝く者に捧ぐは鎮魂歌。・・・だが、この黒夢の末期は謡わせぬ」
11月20日 内容更新
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