私が絵を描こうと思った理由

最近、良く話題になることで、定年退職後はど
うすごす?というのがあります。団塊の世代が
引退するのに合わせて、いろいろなところで話
題になっています。

私は、まだ定年には20年以上あるのです
が、自分は?と考えて、絵なんか描けたら
いいかなあ、なんて思っていました。
2005年の夏、私の子供がサッカークラブに
いまいち馴染めず一年でやめました。そこで、
その代わりに絵が好きだから絵でも習わせて
みるかと思い、私の妻が近所の絵画教室を探
していました。
そこで見つけたのが今、私がお世話になっ
ている教室。子供はほかにも習い事をして
いるので、それらとの関係もあり、都合が
付きそうにもありませんでした。
私は、考えました。私が子供にやらせているこ
とは、本当は自分がやりたい事なんじゃない
かと。今、始められるなら、なにも20年も定年
を待つ必要なんか無いんじゃないか?
今、始めるべきだという声が、私の中で聞
こえてきました。そして、今、私が絵を描き
始めていけない理由はなにもありませんで
した。
私は、これから死ぬまでの間に、いったい何
枚の絵を描くことができるでしょうか?それが
そんなに沢山ではなくても、私が残せる、本当
の生きた証になるであろうことは間違いないの
です。


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