TRIO Oscilloscope CO-75

75mm CRTオシロスコープ「CO-75」前期型
1955年〜1957年頃の製品

パネルがアルミ材に縮緬(チリメン)塗装の一枚モノで正面からケースへビス止めしている。ただし、上の写真の製品では、ツマミはオリジナルと異なる、元々は黒色の円筒形であったらしい。

75mm CRTオシロスコープ「CO-75」後期型
1957年〜1960年頃の製品

パネルが弁当箱の蓋の様な加工に変わって側面からケースへビス止めしている。ツマミも後継機のCO-3Kのモノに類似してきた。入力ターミナルだけ赤色になる。1961〜62年頃にCO-3Kへモデルチェンジしたらしい。写真では前期型と大きさが異なるように見えるが基本的には同じサイズ。パネルの変更に伴うケースの一部の板金加工と塗装およびツマミが変わったようだ。

 

 

TRIO Oscilloscope CO-50

50mm CRTオシロスコープ「CO-50」

初回生産はCO-75の前期型と同じ頃の1955年と思われるが、上の写真の製品は「TRIO」ロゴが付いている事からして1960年以降に製造されたモノ。筐体関係の作りはCO-75の前期型と同じ、製造初期の頃はCO-75とツマミも含め同一デザインだったと思われる。写真のモノは年式がかなり後期でツマミやターミナルの形状がCO-3Kと全く同じに見える。生産終了は1965年頃らしい。


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