オシロによるカラーテレビ修理

松瀬 清 著  日本放送出版協会 定価900円

昭和45年12月10日 第1刷発行
昭和49年2月10日 第4刷発行

 目次 (A5版214ページ)

 第1章 テレビ修理とオシロスコープ
 第2章 オシロスコープの原理と取扱
 第3章 真空管式テレビの波形
 第4章 トランジスタテレビの波形

カラーテレビが普及し始める昭和45年頃にはこのカラーテレビと耐用年数を超え始めた真空管式テレビの修理が急激に増え始めました。サービスマンの効率化と故障の複雑さに対処するため、テレビ修理に最適化された機能を付加したオシロスコープの製品化が急務となり、トリオからCS-1553、菊水電波から555G、岩通からSS-5057V、日立電子からV-051、松下通工からVP-517A、リーダー電子からLBO-501など、今は無い1現象のオシロスコープがゾクゾクと誕生。本書ではテレビの故障画面とオシロスコープの波形を数多く用い説明していて関係者には必見の書でしょう。