オシログラフの理論と取扱 改訂新版

木谷芳一 著  電気書院 定価800円

昭和29年7月10日 初版発行
昭和42年9月 (改訂新版)第2版1刷発行
昭和47年7月20日 (改訂新版)第2版第2刷発行

改訂新版
目次 (B5 150ページ)

第1章 オシログラフの概要
第2章 ペンオシログラフ
第3章 電磁型オシログラフ
第4章 ブラウン管オシロスコープの原理と構成
第5章 特殊型ブラウン管オシロスコープ索引
索引

初版本
目次 (B5 111ページ)

第1章 オシログラフの概要
第2章 電磁型オシログラフ
第3章 静電オシロログラフ
第4章 ブラウン管オシログラフ
第5章 単掃引高速度ブラウン管オシログラフ
第6章 回転ドラム型ブラウン管長時間記録装置
第7章 その他のオシログラフ
第8章 オシログラフの使用手順
索引

13年ぶりの改訂新版として発行されたが、当然ながらタイトルの「オシログラフの理論と取扱」そのまま引き継ぐ事でのマイナス面が多かった。既に時代はペンオシログラフや電磁オシログラフの時代でなくブラウン管オシロスコープが急速に普及し始めていた。ただ、内容的には半分ほどをブラウン管オシロスコープのページにリニューアルして読者のニーズに応えようとした意図はくみ取れる。しかし、この改訂新版は時流に乗り遅れ第2刷が出るまでに5年を要し読者はそれほど多くなかった様に思う。