スクリーンに表示された波形を上下に移動させるためのノブです。(2現象オシロスコープの場合は、下のようにCH1
PositionノブとCH2
Positionノブの二つがあります)
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このノブが可変範囲の中央付近にある時は、波形もスクリーンの中央にあります。
これを右に回すと上の方向へ、左へ回すと下の方向へ移動します。
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このノブは、ブラウン管のスクリーンから波形が飛び出してしまうまで移動できます。
しかし、過大な直流電圧が入力されたり、VOLTS/DIVスイッチ(垂直感度調整)の感度を上げ過ぎると位置調整ができない場合があります。
そのような時には、波形が現れるまでVOLTS/DIVスイッチを左へ回し続け(入力感度を下げる)、波形が適当な振幅になってから移動させます。
過大な直流電圧が加わっている場合には、まず、AC-GND-DCスイッチを[GND]にして輝線を適当な位置にこのノブで移動します。
次に、AC-GND-DCスイッチを[GND]から[DC]へ戻し、VOLTS/DIVスイッチを一番左に回し切った位置から徐々に右へ回し続ける(入力感度を上げる)ことで信号(直流)が確認できます。
2現象オシロスコープのCH1
PositionノブとCH2
Positionノブは、それぞれが全く同じ機能をします。
なお、X-Yモード測定の時には、
- CH1 VERTICAL
POSITIONノブ → Y軸(垂直方向)
- CH2 VERTICAL
POSITIONノブ → X軸(水平方向)
の位置調整に、それぞれ機能が変わります。
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