TRACE ROTA”はTrace Rotationの略で、輝線を水平に修正する機能です。
輝線が目盛中央の水平目盛と平行になるようにマイナスドライバで調整します。


なお、輝線傾き調整は入力信号が無い状態(あるいはAC-GND-DCスイッチを[GND]にセットします)で行いますが、無信号時でも輝線が見えるようにTRIGGERING MODEスイッチは[AUTO]にしておきます。(普通“
TRACE ROTA”にノブ(つまみ)はありません、マイナスドライバをパネルの孔に差し込んで回します)

電子ビームは電界や磁界の影響を受けてその進行方向が変わります。オシロスコープでは電界の変化を利用して波形を表示しているが、現実には地磁気の影響も受け、設置する場所や置く方角によって輝線が傾くことがあります。

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