ブラウン管のフェイスで、言うまでもなく波形が表示されるエリアで、縦8分割、横10分割した格子状の目盛が内側から付けられています。

格子で区切られたマス目は正方形でスクリーンのサイズにより一辺の長さは多少異なりますが、1辺を1 cmとしているのが一般的です。この1辺を1 div(“div”はdivisionの略)と呼び、電圧や時間を測る時のスケールになっています。

垂直および水平偏向感度は、輝点(スポットとも言う)を1 div移動させるのに要する入力信号の電圧(ボルト)で、“VOLTS/DIV”(ボルト/div)で表します。

同様に、掃引時間は、輝点を1 div掃引させるのに要する時間(秒)で、“TIME/DIV”(秒/div)で表します。
なお、中央にある垂直目盛と水平目盛には1 divを更に5等分した補助目盛(0.2 div)が付いています。

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