Jesus, Lover Of My Soul
信仰生活の証し
 
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■神様におすがりして
70代 女性

 信仰の喜びということですが、自分の仕事のことなど近況報告みたいな話になってしまうかもしれませんことをおゆるしいただきたいと思います。
 フィリピの信徒へ手紙4章4〜7節。これが好きなみ言葉で、何かにつけここを読んだり、思い出したりしています。

 毎日、夕方になると4時45分まで学校に行かなくてはならいもので、4時15分ぐらいになると早く行かなくちゃ、行かなくちゃ、それまでにやっとかなくちゃならないなと思いながら家のことをして、それから出かけるのです。
 これもずいぶん長いことしておりまして10年近くになるんです。最初は赤土小学校と六日小学校と両方かけもちでやっていました。昼は赤土小学校に行って、夜は六日小学校でした。警備員として働いていました。
 しかし、ちょっと無理をしていまいまして病気になって入院しました。風邪もひかないくらい健康には自信があったんですが、咳がとまらなくてお医者さんにいったら「すぐ入院しなくちゃならない」と言われて、10日ぐらい入院しました。それで、一つやめることにしたんです。昼の赤土小学校の仕事は雨の日も、風の日も、寒い日も、外でやるもんですから排気ガスも吸うし、それで無理をしたかなと思いまして夜の仕事だけにしました。
 馴れていても、夜の学校というのは真っ暗なものですからとても恐い思いをします。資料室なんかを覗いたりすると、なんか白い着物をきた人が立っているように見えてドキッとしたり、三階の体育館をつかった人たちが帰るときにご親切に電気を全部消して帰ったりすると、真っ暗な階段をどきどきしながら上がらなくてはなりません。ですから、いつも「神様、お願いします。神様、助けて下さい」と心に祈りながら見回ることになります。そうすると怖さがなくなって勇気が湧いてきます。
 それでもある時、どうしても三階までいかれなくなってしまったことがありました。どうしてだか分かりませんが、三階に登る階段の半分まで行くとビリビリとした変な感じがして、どうしても恐くて一歩も上にあがれなくなってしまったのです。それで下まで降りていって家に電話して主人に来てもらってやっと安心したということがありました。
 こんな風にとても恐がりな者ですから、たえず神様におすがりをして仕事をやっています。そうして、やっと静かに穏やかに仕事ができるようにしてもらっています。

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日本キリスト教団 荒川教会 牧師 国府田祐人  電話/FAX 03-3892-9401  Email: yuto@indigo.plala.or.jp