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主はこう言われる。わたしはあなたの若いときの真心、花嫁の時の愛、種蒔かれぬ地、荒れ野での従順を思い起こす。
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旧約聖書『エレミヤ書』2章2節
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■ 神様は泣いておられる
イスラエルが真心をもって神様に仕えていた日々・・・
花嫁のように神様を愛し喜びとしていた日々・・・
どんな困難にあっても従順に従い続けて歩んでいた日々・・・。
その日々を思い起こしながら、今、神様は罪深いイスラエルのために泣いておられるのではないでしょうか。神様は、イスラエルを愛しておられるからです。
■ 神様はあなたの愛を忘れない
神様は決して初めの時の愛を忘れることがありません。たとえ、私たちが忘れてしまったとしても、神様は忘れません。私たちに注がれた愛をいつまでも覚えていて下さり、変わることのない愛をもって愛し通して下さるのです。
だからこそ、今、み恵みを忘れて生きているクリスチャンのために、神様はどれほど心を痛め、悲しみの涙を流しておられることでしょうか。
■ 神様を悲しませていていいのでしょうか
小学生の頃、私が勉強に不熱心で悪さばかりしているのを見かねて、学校の担任教師がこう言いました。「国府田くん、あなたは教会に行っているんだってね。そんな悪さばかりしていると神様が泣くよ」
その時、私は神様が自分のことで悲しんでおられるということを初めて知りました。それは、神様の愛を知る瞬間でもありました。そして、子供ながらに心を痛め、「いい子になろう」と決心したことを覚えています。私は悪い子でしたが、神様が大好きだったからです。
神様の愛を悲しませてはいけません。自分の気持ちばかりではなく、神様のお気持ちを考えなければなりません。 |
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聖書 新共同訳: |
(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible
Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988
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