■ あなたの王様は誰?
私たちの心を支配したいと願っている三人の王様がいます。ひとりは、自分です。もうひとりは、サタンです。最後のひとりは、イエス様です。
さて、みなさんの心の王座に座っていただきたい王様は、三人のうちのどなたでしょうか。自分が王様になって生きていくのと、サタンの下僕として生きていくのと、イエス様に仕えて生きていくのと、どれが私たちの願う人生でしょうか。
もちろん、イエス様に王になって頂きたいと、私たちは願うのです。
■ 自分を退ける
しかし、そのためには、「自分」に対して、断固たる拒絶の姿勢を貫かなければなりません。特に、自分の意地やプライドが傷つけられようとする時には、注意が必要です。自分の誇りを守ろうとするあまり、イエス様の誇りであるいばらの冠と十字架を軽蔑するような言葉や行動をとってしまうことがあるからです。
■ サタンを退ける
また、サタンの贈り物にも注意が必要です。金銭、財産、地位、名誉…サタンはこの世のものならば、どんなものでも私たちに与えることができます。しかし、その目的は、イエス様が私たちに与えようとしておられるもっと素晴らしい贈り物、天国、神の子の命、あらゆる霊的な祝福に対して、目を眩ませることにあるのです。
■ イエス様を求める
けれども、実は、自分自身に注意することよりも、サタンを警戒するよりも、もっと大事なことがあります。それは、イエス様を求めることです。
とくに、自分の弱さ、もろさ、愚かさ、罪深さに打ちひしがれて、イエス様に顔向け出来ないような時にこそ、イエス様に顔を向けて、イエス様の恵み深さを仰がなければなりません。イエス様の恵みは、私たちのすべての罪よりも大きいのです。あらゆる機会を通して、大胆にイエス様を求め、イエス様の恵みを崇めることは、自分自身に注意することや、サタンを警戒することよりも、私たちの心を完全にイエス様にお渡しする一番の近道となるのです。
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