■ 悪魔は実在するのか
霊的な神さまの実在と御業を信じているクリスチャンであっても、悪魔や悪霊の実在や働きを信じていない人たちがいます。実際、私も悪魔や悪霊というのは無知な時代の迷信であると考えてきました。
しかし、本当にそうなのでしょうか。悪魔や悪霊というのは、人間の罪や、罪による人間の悲惨を擬人化した譬え話に過ぎないのでしょうか。
■ 悪魔はいないという悪魔の罠
実は、このような考えこそ、悪魔の罠に違いないと思うのです。 聖書があなたがたは信仰をもって悪魔と戦いなさい! と言っています。それなのに、「悪魔や悪霊はいない」という偽りを信じて、多くのクリスチャンが、彼らとの戦いを放棄してしまっているのではないでしょうか。
■ 悪魔を恐れすぎるのも問題
一方、悪魔についておどろおどろしく語るオカルトや、 何でもかんでも悪霊の仕業にして
「悪霊よ、出て行け!」と大声で叫ぶ人についても、疑問を感じています。声が大きければ、悪霊が出ていくのでしょうか。 悪魔や悪霊をいたずらに恐怖するということも、実は悪魔をつけいらせる隙になっているのではないでしょうか。
聖書は「神をおそれよ」、「キリストは悪魔に勝利された」と語っているのであって、「悪魔を恐怖しろ」とは言っていないのです。
■ 真理によってに悪魔と戦え
イエス様が約束されたものを本当に受け取るためには、悪魔や悪霊の存在を知り、彼らの計略や、彼らに対する勝利についても、聖書に基づいて学ぶ必要があるのです。
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