■ マグダラのマリア、復活の主に出会う | |||||||
墓には、ただひとりマグダラのマリアが残り、空っぽの墓を見つめて泣きくれていました。すると背後から、彼女に声をかける者がありました。 「婦人よ、なぜ、泣いているのですか」 マリアは墓守だと思い、振り返りもせずに、「イエス様のご遺体の行方をご存じでしたら、どうぞ教えてください」と答えます。すると、返事が返ってきました。 「マリア」 名前を呼ばれて、彼女はとっさにそれがイエス様であることに気づきます。振り向くと、そこには復活されたイエス様が立っておられました。マリアがすがりつこうとすると、イエス様はそれを制して、弟子たちに知らせなさいと命じられました。
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