<<残暑お見舞い記念編>>



1.今年の夏も暑かったぜ〜のこと

 突然であるが、AXELは汗っかきである。
どれくらい汗をかくかというと・・・ここのところ続いていた残暑にトチ狂った梅雨前線がはるばる南方からやってきた熱帯性低気圧を手下従え、AXELの廻りにだけ超弩級の大雨を降らせたくらいの汗をほんの1ゲームやっただけでかいてしまうほどなのである・・・。

 したがって、残暑の厳しいこの時期に脳天気なほど晴れ上がった空の下、演習など行おうものならミイラのごとく干涸ら びてしまうこと請け合いである。乾いた地面の上で伏せ状態でアンブッシュなど行ったら人型のシミが地面に残ってしまう・・・それどころかナメクジが塩をかけられて溶けてしまうがごとくやんわりと型くずれを起こしてしまうかも知れない。もし かすると命に関わる状況なのかもとも考えたがそこまで重大な問題でも無いような気もするので余り深くは考えないでおこう・・・それでもゲームなどを行おうというほど酔狂な人間なのだから、もしかするとその内新聞に

 「中年男性山中で遭難。地元の警察団体が山中を捜索したところ○○山登山道付近で迷彩服を装備した男性がミイラ化した状態で発見された。本人の妻に身元を確認したところAXEL2等兵(??歳)であることが判明。急いで病院に運んだところポカリスエットを約15リッター摂取したところで復活。奇跡の生還を遂げた」

と報道され、○○テレビなどで「奇跡の生還!!」等と年末辺りの特番でインタビューされていたりするかも知れない。その時には全国5人くらいのAXELファンはビデオに録画して一生家宝として大事に保管し朝晩に手を合わせて拝み倒すと その内AXELがそちらにお邪魔して朝まで遊び倒すこともあるかも知れない。
あるわけ無いか・・・そんなこと。

 ところで生き残り屋には冷房設備というものは存在しない。熱帯夜の続く夏場に店に長居する事はAXELにとってはほぼ自殺行為に近いことである。つい先日もKネマキ軍曹が仕入れてきたエロビデオを店内の特大モニターを使って試写会しているときに・・・その場に居合わせた兵士達全員が画面を食い入るように見つめている最中AXELは1人暑さと格闘 していた。

「むぅぅ・・・暑いよ〜」

ビデオに集中できないほど暑かった・・・
ただでさえ狭い店内にむさ苦しい男が5、6人もいてなおかつ流れているテープは看護婦ものである・・・暑苦しさとビデオの内容が最高潮に達したときにAXELは思った・・・
「ウ○コしてぇ・・・」
しかし、ここで席を立って便所で個室にこもろうモノならAXELは一生「店でエロビデを見てる最中に便所で1人エッチしてた、ムッツリ」という不名誉な烙印を押されること請け合いであったので仕方なく我慢した・・・そうこうしている内にビデオもクライマックスとなり、他の兵士たちがカウパー液(別名先走り汁)を大量に分泌させているとき、1人猛烈な便意におそわれて画面に集中出来ないAXELの額にはかわりに冷や汗が大量に分泌されていた・・・

目の前に座っていたロキ上等兵が
「AXELぅ〜、すごい汗やで!ホンマに汗っかきやなぁ〜」
等とのんきにいっていたが、AXELは心の中で
(暑くて出てる汗じゃなくて、ウ○コ我慢して出てる冷や汗なんだよ〜ぅ〜ぅ〜)と叫んでいたが、
「えへへへ・・・そうでげしょ!暑いんですよ〜」
と言ってしまう所辺りが少々小心者であるがゆえんであろう。

 例のエロビデも一段落し、やっと便所へ行けるということでホっと安堵のため息をついて席を立とうと思ったその時、テレビから先程と同じようにあっち系の声が・・・
「エッ!?」
と思ってそちらに目をやると・・・次のヤツが始まってる・・・

どうやらオムニバス形式のビデオだったようである(ただし、病院というシチュエーションは同じ)。
確かさっきのが20分くらいで終わったから次も同じくらいの時間であろうと予測し、お腹の具合と相談したところそれくらいなら何とか大丈夫だと判断したAXELはその場でしばらく、Kネコ伍長に依頼したSPAS12の修理の様子を眺めることで時間つぶしすることにした・・・。何とか地獄の拷問に耐え、脱糞することもなくビデオも終了・・・。大急ぎで便所に駆け込むべく立ち上がろうとしたその瞬間・・・またしても・・・(T_T)
まさしく「お〜・まい・がっ!!」であり「わったぁ・しっと!!」であり「さのばびっち!」である・・・ 凸(-_-メ
「このテープってどれくらいの時間でしたっけ??」
と隣りに座っているKネマキ軍曹に尋ねると「2時間位かなぁ・・・ (^_^ 」とのことである。その瞬間AXELが
「お腹いたぁ〜いぃぃぃ」
とドップラー効果を残しながら脱兎のごとく便所へ駆け込んだことは言うまでもない。

2.改造番長参上!のこと

 以前Kネマキ軍曹にAXELのお古のPCをお譲りした・・・現在、軍曹が担当しておられる現場はかなり忙しいらしく、連日徹夜が続いているようである。あまりの忙しさのせいか軍曹は最近若干痩せてきたような気がするが・・・やっぱり気のせいであろう。

 で、先日軍曹に渡したPCであるが、少しばかり古い機種であったので少々スペックが低い。さすがに仕事に使っていて支障があるほどでは無いのであるが、やはり不満はあるようである。AXELは仕事の傍ら、空いた時間を利用してちょくちょく軍曹の事務所を訪問し、ネットワークに接続する設定や使用するアプリケーションをインストールしたりしていたのだが、何もない状態でマシンスペックを上げるというのはさすがに無理というモノである。

 で、当然のようにメモリとHDDを追加しようと言うことになり、必要な部材を購入して軍曹の所へと持っていき、マシンのパワーアップを行った・・・結果はほぼ満足のいく内容であったらしく軍曹はしきりと喜んでおられた。
「さすがやわ〜、思ったより早くなって良かった!!これで、問題のないレベルに落ち着いたわ〜」
大した作業でもなかったのだが、それほど喜んでくれるとAXELも嬉しい。調子に乗って事務所に長居してしまい、ふと時計を見ると当初の予定よりも大幅に遅れてしまっていた。サボりモード全開でKネマキ軍曹の所へ来ていたので本日は直帰ということで事務所に連絡を入れて、そのまま家路に着いた・・・

 その日の晩、兵舎でジャイアント馬場の様なゆっくりとしたステップで買ったばかりのDDR2をプレイしていると、携帯電話がけたたましく着信を告げた・・・。(やべぇ、会社にサボってるのがばれたかなぁ?)と思い恐る恐る電話機を手に取ってみるとKネマキ軍曹からであった。(??何やろう、こんな時間に?)不思議に思いつつも電話に出てみた・・・

軍曹 : 「毎度〜、今日ありがとね〜」
AXEL : 「こんばんわ〜」
「おかげでパソコンめっちゃ、早なったわ〜。やっぱりチューンしたらいいなぁ」
「それは良かったですね〜」
「それはそうとちょっと相談やけど〜、良いかなぁ」
(ゲッ、何か嫌な予感・・・)
「メインのCPU載せ変えたら早くならんかなぁ・・・」
(うはぁ・・・やっぱりそう来たか・・・)
「やめてたほうがいいですよ〜。CPUだけ変えても思ったように早くはならないですよ〜」
「そうか・・・残念」


そんな感じの話をしながらこんな事をふと思った。
(軍曹って取り敢えず何でもチューンしないと気が済まないらしい)
そんなお茶目な彼のあだ名は・・・
チューンアップジャンキー改め、「改造番長〜」
これに決まり!!
こんな事書いたらまた、海に沈められそうになるのだろうか・・・

3.FRIPPER氏行方不明のこと

 少し前に我がメインフィールドであるどんずる峰でゲームを行った。主催は「ケツの(以下略)」である。この時、毒毒サソリ団の方々も初めてこちらのゲームに参加する事になっていたのでいつものコンビニで待ち合わせをしていた。AXELは少し遅れて待ち合わせ場所に来たのだが、果たして毒毒サソリ団のメンツは既に待ち合わせ場所から、フィールドの駐車場に移動していた・・・。
(いつも遅れてゴメンね〜)

 いそいそと準備を行いフィールドに到着すると、いつもの顔ぶれが・・・。特に「ケツの青い(以下略)」の松岡団長など、復帰第1戦であったため、異常なまでにテンションがあがっていた・・・のかと思ったが、実は単に毒毒サソリ団のmizuki嬢の足に見とれていた・・・ようであった。

 一通りフィールド及びルール説明を行い、早速第1ゲーム・・・余り憶えていない。ゲームが終了してもKネコ伍長が帰ってこなかったことと松岡氏が1発も撃たずに死んだことだけは記憶している。続いて2戦目、AXELはロキ上等兵とツーマンセルを組み、メインルートを進行した。メインルート上の敵兵士を一通り虐殺し、フラグまで後一歩の所まで来たところで停止して相手の様子をうかがうことにした。

AXEL     : 「一度飛び出しますから敵兵士がいたら援護して下さい」
ロキ上等兵 : 「了解」
AXEL     : 「行きますよ〜」
       (飛び出す)


銃を構えて脇道から飛び出し、敵陣地の様子を確認する・・・突然フラグ手前の草むらから松岡団長が立ち上がってこちらを攻撃してきた。その手に持つのはM60!!咄嗟にバックアップに入ってくれたロキ上等兵のおかげで被弾する事はなかったが、初弾で殺し損ねてしまったため松岡団長は近くの草むらに隠れてしまった。相手がM60を持っているだけにこちらが攻めあぐねている間に時間ばかり過ぎ去ってしまう。ロキ上等兵と相談して一気にカタをつけてしまおうと強行突入を敢行しようとしたその瞬間、「ピー」という笛の音が自陣営から聞こえてきた。どうやらKネマキ軍曹が裏廻りでこちらのフラグに強襲をかけたようであっさりフラグゲットされてしまったようである。

 ゲーム終了後、松岡団長が「怖かったですよ〜。あちこちから弾が飛んできましたから」と言っていた・・・

 しばらくの休憩の後、「そろそろ次のゲーム始めるべぇ〜」とゴソゴソ準備しているとき、mizuki嬢が「すいませ〜ん、ウチのがまだ帰ってきてないんですけど〜」・・・そう言えば、さっきからFRIPPER氏の姿が見えない・・・。先程のKネコ伍長の行方不明とは訳が違う。Kネコ伍長の時はどんずる峰常連であったため、ある程度地理には明るいだろうと帰ってくるまで呑気に構えていたが、FRIPPER氏はフィールド初参加である。なおかつ、フィールド内外には石灰岩の岩肌があちこちに点在しているため、滑落の可能性も考えられる・・・。

 速やかに2名1組からなる捜索隊を3組程度編成し、まずはフィールド内の捜索にあたった。が、FRIPPER氏の姿は見あたらない。捜索の範囲をもう少し広げて、各方面に延びる登山道へと捜索隊の足を延ばしたがこれもFRIPPER氏の発見は出来なかった・・・。仕方がないので、Kネマキ軍曹と相談して最悪の場合を想定したパターンで再度捜索を開始、滑落の危険があるところ、迷いそうな獣道などフィールド内の死角となりそうなところを徹底的に捜索し直す傍ら地元のK察に連絡を入れて本格的な捜索隊を出してもらおうということにした。

 そうこうしている内に突然の夕立がフィールドに・・・雨でFRIPPER氏のにおいが流されてしまっては警察犬を使った捜索が出来なくなるため、更に状況は悪い方向に向いてしまう。加えて激しい土砂降りであったので、足場が悪くなり二次災害の可能性も出てきたため、一旦フィールドに出ていた捜索人員を退避させて雨足の弱くなるのを待つことにした。セーフティーゾーンに戻ると参加者達が心配そうな顔で出迎えてくれたが、特にこれといって成果がなかったことを告げた。mizuki嬢の心配そうな表情が痛々しい・・・。取り敢えずセーフティーゾーンにいた他のメンツは一旦駐車場にある小屋まで避難してもらって体力を温存してもらうように軍曹に提案し、捜索に当たっていない残りのメンバーで荷物を搬出してもらうように依頼を出した。

 しばらく降り続いた雨も止んで、再度捜索開始。その間にタイムリミットを設定して、警察に連絡を入れてもらうようにKネマキ軍曹と話し合い、AXELはFRIPPER氏の捜索を再開する事にした。このような場合にKネマキ軍曹のように経験に富み、判断力のある人がいると非常に心強い。為すべき事、為さざるべき事を状況に応じて的確に判断し、即座に各部隊に伝達してくれる・・・。改めて軍曹の偉大さに感心してしまった。

 ・・・・予定していたタイムリミットを少しオーバーしたところでKネマキ軍曹がFRIPPER氏の両親と地元のK察に連絡を入れて遭難届けを出した。AXELもフィールド内の混乱を避けるため捜索を打ち切って駐車場へと帰還した。・・・・待つこと数分K察のパトカーがこちらに向かってくるのが見えた。「あぁ・・・どんずる峰初の本格的な遭難か・・・」などと考えながらK察が到着するのをボケ〜っ眺めていると、走ってくるパトカーの横をトボトボと歩いてくる見慣れた人影が・・・。

何と!話題のその人、FRIPPER氏本人である・・・。

 K察の事情聴取を終えて(一応)厳重注意なるものを受けて解放されたFRIPPER氏に事情をきいてみると・・・どうやらゲームが終わってセーフティーゾーンに帰還する途中に気がつけば見知らぬ場所にいたそうである。それで、もと来た道を戻ればいいのに更に進んでしまい、右も左も分からないようになったときに、偶然ブドウの木が乱立する地域(別名ブドウ畑)に遭遇したのでそこに群生していたブドウの房をいくつか摂取し水分を補給して、国道沿いに4km程進行してきたとのことであった。

FRIPPER氏曰く
「ブドウがおいしかったですぅ〜」

フフフフフ・・・
次にどんずる峰でのゲームに参加したときには覚悟するが良い!!君は敵前逃亡の罪で銃殺刑が確定している。

4.フロントラインさんのゲームにお呼ばれしたこと

 8月21日くらいだったであろうか・・・毒毒サソリ団のFRIPPER氏のお誘いで、フロントラインさんの主催するゲームにお邪魔させてもらった。戦場はいつもAXELがゲームを行っているどんずる峰のフィールドの道路を挟んで反対側に位置する山岳部分である。以前からナニワさんがそこでゲームをしていることは知っていたのだが、フィールドを訪れるのは今回が初めてである。待ち合わせ場所のイレブンPMではなくてAM/PMに少し遅れて到着すると既に毒毒サソリ団のメンバーは集合していた。
「毎度〜」や「どぉも〜」といった関西人特有の挨拶を交わしながらKネマキ軍曹が到着するのを待っているとポツリポツリと雨が降ってきた。

(ヤベ〜)という雰囲気の漂う中、ロキ上等兵がポツリと一言
「大丈夫やって!もうすぐしたらKネマキ軍曹がくるから」

FRIPPER氏 : 「え!?Kネマキさんって晴れ男なんですか?」
ロキ上等兵 : 「ちがう」
AXEL    : 「そうそう」
2人同時に : 「だって、あの人がいたら地上に太陽があるのと同じ〜〜」
FRIPPER氏 : 「なるほど〜!!」

あぁ・・・またしても書いてしまった。
明日辺りAXELはロキ上等兵と一緒に工事現場で人柱になっているかも知れない・・・。
ちなみにKネマキ軍曹が到着した途端、先程までも曇天がウソのように晴れ上がり、日中はKネマキ軍曹とロキ上等兵とAXEL2等兵の薄くなりかけた頭のてっぺんから湯気が出るほどの猛暑の洗礼をイヤというほど受けたことはいうまでもない。
恐るべしKネマキ軍曹・・・

 そんな猛暑の中、フロントラインの団長さん(?)の召集で集まった猛者25名ほどでゲームは行われた。幸い前回行方不明となったFRIPPER氏も今回は遭難することもなく、滞り無くゲームは進んでいった・・・ように思ったが、最初の1ゲーム目、AXELは持ち前の方向オンチを炸裂させて毒毒サソリ団のうめ氏とフィールドのど真ん中で遭難してしまった。行けども行けども敵兵士は出現しないし、挙げ句の果てにはスズメバチの巣(らしきもの)まで見つけてとんでもない目に遭ってしまった。ゲーム開始直後に猛ダッシュで敵陣地目指してメインルートとなる道を全力疾走していたはずであるが・・・どう考えても不可思議である。「この道がメインルートですよねぇ」と後ろについてくるウメ氏に聞くと「多分そうです」という答えが返ってきたので安心して少し先に進むと、徐々に道がなくなってきた・・・。さすがに「おかしいぞ」と思った(もっと前に気づけ〜)時には後の祭り・・・アフター・ザ・フェスティバルである。どうしよう・・・と焦っていると、かなり上の方からかすかに「しゅうりょう〜」という声がかすかに聞こえてきた。

 えぇ〜マジィ〜!?どうやって帰ろう・・・廻りには敵兵士の影すら見えないし、ましてや味方兵士などAXELの他はウメさんだけ・・・聞けばウメさんも方向オンチで帰り着く自信はないとのころ・・・取り敢えず、あ〜だ、こ〜だとやりとりするより来た(と思われる)道をそのまま戻った方が良いだろうということになり、延々獣道を戻る・・・。ますます迷ったかと心配になった頃、目の前のブッシュから敵兵士とおぼしき人影が出現。どうやら彼は依然作戦が進行中であると認識していたようでこちらに気付くと持っていた銃器をAXEL達に向けて銃撃を加えようと試みた。「もう終了しましたよ〜」と声をかけると状況を把握してくれたようで、AXELは密かに(こんなに裏廻りして敵陣地に襲撃をかけようとしてる位だから、きっと目をつむって弾丸の飛び交うフィールドをスキップで行軍できるほどの熟練兵士に違いない)と思い、過剰に期待のこもった(別名”血走った”とも言う)目で彼を見つめて
「帰り道はご存じですよね〜」
と聞いてみた・・・すると

「え〜実は僕も迷ってたんですよ〜ぅよ〜ぅよ〜ぅ(エコー)」

気がつけばどこをどう通ったか憶えていないが、セーフティーゾーンで程良く冷えたアクエリアス等チビチビ飲んでいる自分がいることに気付いた・・・。

 その後、ハンドガン戦を2戦ほど行ったのだが、ロキ上等兵とAXELは生憎ハンドガンを持ってきていなかったため不参加であった。こちらからは唯一Kネマキ軍曹がFRIPPER氏にクーガーを借りて参加していたので、その時の様子をKネマキ軍曹に聞いた。

 第1戦目はハンドガン戦ということで目一杯走って、一気に敵フラグを陥落させるという軍曹の作戦を実行したようである。言い出しっぺの軍曹を先頭にスタートと同時に一気にフラグへと突撃すると、敵チームはまだ展開していなかったようで1カ所に固まっていた様である。そこへ軍曹を先頭とする一団が切り込み敵兵士を虐殺!!その様子を事細かに軍曹に聞いているときAXELは密かに思った・・・。
(まんまやなぁ、軍曹・・・、やくざのかちこみ・・・)

 第2戦目の作戦も先程の戦果に味をしめて再度突撃を敢行。またしても先頭は軍曹である。
「うりゃぁぁぁ〜〜、死ねやコラー」
と叫んだかどうかは知らないが、敵軍に向けて数発撃ち込んだときに弾切れ・・・。敵兵士の放つ凶弾にあえなく戦死してしまったようであった。その様子を事細かに聞いているとき、またしてもAXELは密かに思った・・・。
(プププッッ!ちんぴらやくざ死す・・・)

あぁ・・・これでAXELに明日はないのかも知れない・・・

5.いよっ!!有名人!!のこと

 その後、ちょっとした用事でAXEL達は少し早めに帰還させていただいた。最後にゲーム主催者であるフロントラインの方に挨拶した時に・・・AXELは気付かなかったのだが、Kネマキ軍曹が名刺交換をしていたようである。軍曹がフロントラインの方(名前は忘れた)に名詞を渡すとその人はしげしげとその名詞を眺めて一言、
「あの〜、もしかしてネットに良く出てくるKネマキ軍曹って、もしかして貴官の事ですか?」
と言われたらしい・・・。

 軍曹はあまりに意外な相手の一言に何も言えなかったようであるが(というより開いた口がふさがらなかったらしい)、内心
(AXELぅ〜憶えておけよ〜)
だったらしい。
「いよ〜有名人!!憎いね〜この〜」
な感じである。

でも、まさかレポートをシコシコと書き綴っているAXEL本人が隣で鼻くそをほじってボケ〜ッと立っているなど夢にも思ってなかったんだろうなぁ〜その人・・・
油断してるとネタにしちゃうぞ〜

6.某ックオンで出会った新兵さんのこと

 つい先日某ーストを訪問したとき、中古品コーナーでKSC社のBeretta M93Rが6000円で売られているのを見つけた・・・。見た限りでは外装に傷はほとんどなく新品同様であったが、ピストンにはまっているOリングに問題があったらしく、ブローバックしない様子であった・・・。まぁ、これくらいならぜんぜん問題ないだろうと言うことで、早速購入することに決めてホクホク顔で家に持って帰ってばらしてみると、確かにピストン部分のOリングが外れてしまっている。これくらいならとOリングを外して見ると・・・あちこちにひび割れが出来て所々切れかかっているではないかぁ〜。

「こんなのOリングじゃねぇ!!Cリングだよ〜」

仕方がないので近所のホームセンターへ行き、サイズの合いそうなOリングを探す・・・。似たようなモノはあるのだが、全く同じモノはなかったので一回り小さいヤツと一回り大きいヤツを購入、早速家に持ち帰って組み込んでみた・・・。う〜ん、イマイチである。確かに正常にブローバックはするものの、かなりゆっくりの速度でブローバックしている・・・当然燃費も最悪である。バーストショットならまだしもフルオートともなると生ガスをふいてしまい、目の前は真っ白、気分は実銃をぶっ放している感じである。であるからして、1マガジンを撃ちきる前にガス欠。
バスバスバス・・・・プシュ〜ってな感じ。

 これは「チューンアップせよ!!」という神のお告げである。その日は特に用事もなかったのでチューンナップジャンキーのAXELは急遽、闇の武器密輸業者である某ックオンを訪れる事に決定した。善は急げである。アキ〜コ特別顧問の「チョイ待ち」コールを後目にいそいそと軍用車に乗り込み一路某ックオンへ。途中帰ってからの惨劇が頭の中をよぎった。まぁ、何とかなるだろう・・・。

 某ックオンに到着・・・ここのマスターは気むずかしいことで有名なので、いつも店内に潜入するときは緊張する。

「こんにちわ〜」 ガラガラ・・・

その日は思ったよりも客が少なかったようで、店内はガランとしていた・・・。(さすがにお盆だと客も少ないわなぁ)等と思いながら店内の商品を物色して、隙を見てマスターに話しかけた・・・。

AXEL   : 「すいません、M93Rなんですけど〜、調子悪いみたいで・・・」
マスター : 「どないしたん・・・?現物持ってきてる?見たるけど」


おぉ!?今日はなんだかとても機嫌がいいみたいだ!!それにとっても優しいぞ〜。早速持ってきたM93Rを見てもらうと、どうやらチャンバー部分に小さなクラックが入っている様子であった。(うへぇ〜良く見つけたなぁこんな傷)というくらい小さなモノであったが、そこからガスが漏れていたようで、交換すると機嫌良く動いてくれるようになった・・・。すごいぜマスター!!しかし、どうもマスターは仕上がりに不満であったようで、「やっぱりピストンごと交換せなあかんなぁ」と、ただ商品がなかったので入ったら教えてくれるとのことであった。(・・・後日これから登場するSOUさん経由でわざわざ情報を送ってくれました。しかも実際にパーツを組み込んでインプレッションまでしてくれていました!感謝、感謝!!)でもって、調子に乗ってメインスプリングやら予備マガジンやら何やらと色々買い込んだらしっかり予算枠をオーバーしてしまった・・・。

 しばらく時間を潰していると、前に一度装備のことで相談したことのあるSOU2等兵(勝手に命名)がお店にひょっこり顔を出した。久しぶり〜とばかりに大阪府民特有の「毎度〜」とか「どうも〜」とかいう訳のわからん挨拶で再会を喜び合った(?)。で、最近のゲームの状況などお互いに情報交換などしたりしていたのだが、どうやら奥方がご懐妊されたようである。
この場を借りてお祝いだ〜〜

おめでと〜

お子さんが無事出産された暁には、AXEL達のフィールドにご招待してお祝いのBB弾シャワー等を浴びていただくことにしよう。
というわけでSOU2等兵、BB弾シャワー決定!!かな?

 ついでに言うと、実はこのSOU2等兵、身重の奥さんをほったらかしにして某ックオンに遊びに来ていたらしく、話しているときに携帯電話で奥方に呼び出されて家に帰ってしまった。
奥さんにヨロシクね〜

このレポート読んでくれているんだろうか・・・





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