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(ずれて見にくかったら申し訳ないです)
1.がんばれ少年兵!!
第1戦目、取り敢えずと言うことで遊撃隊3名+リンクスの方1名のチーム対リンクスさん4名でのゲーム開始!!ゲーム序盤、敵の少年兵(なんと12歳)がこちらのみずんを見けたようで銃撃を加えて来ました。その時AXELはブッシュひとつ挟んで少年兵のすぐ近くに潜んでいたのですが・・・
ミン・ミン・ミン・ミン・ミン・ミン・ミン・ミン・・・・
何か発射音が変・・・良く聞いてみると、おぉ!!なんと彼は無謀にもゲーム前に嬉しそうに振り回していたミニ電動ガン(ステア)で攻撃しているではないか!!しかもその弾・・・届いてねぇ!!がんばれ少年兵!!そんな君のことをヲジサンは心の中で応援しているぞ!!
そんなこんなで1ゲーム目が終了し休憩時間中、同じミニ電動ガン使いのネルフの人(彼はミニ電動ガンでこれまで何人もゲットしてきてるんです。マジで・・・あれにやられると死ぬほどくやしい)は少年兵に戦法を伝授してました・・・
「少年兵よ!ミニ電動ガンを撃つときはこう叫ばなあかんねんぞ!『オレのフルオートをうけてみろ!!』」
そういう問題か??ネルフの人よ!!ゲーム中に敵ゲーマーを笑わせてどうする・・・がんばれ少年兵!!君の未来に幸あれ・・・
2.飛び交う銃弾の中で・・・・
その後、チーム替えをしたりして淡々と数ゲームをこなしお昼前くらいのゲーム中の一コマ・・・
「よ〜いっっ、スタート!!」かけ声と共に両軍陣営からフルオートによる一斉掃射が始まる!!最前線にいたドイツ軍迷彩の方とAXELは敵からの集中砲火にさらされながらも何とか応戦していた・・・と、そこへ前線での激しい銃撃戦を回避してきたみずんがドイツ軍迷彩の方を右手から強襲!!いち早くみずんの存在に気づいたAXELはライフルスコープの照準をみずんに合わせるが・・・・、「フリーズ!!」みずんの放ったフリーズコールに一瞬凍り付くドイツ軍迷彩の人、出会った場所さえ戦場でなければきっと二人は愛し合う関係になったはずというシチュエーションの中数秒見つめ合うドイツ軍迷彩の人とみずん・・・それをスコープ越しに見つめるAXEL・・・・フッ、ドラマじゃぁぁぁ!!息詰まる緊張感の中、ドイツ軍迷彩の人が放った一言!!
「なんの!!!!」
あ、逃げた・・・・ダハハハハハハ・・・許そう!!彼はナイスじゃ!!一瞬のうちにゆるんだ緊張感に耐えきれず思わず大ウケのみずんとAXEL・・・・あ、いけね。大笑いしすぎてやられちまったい・・・
3.速攻ハンドガン戦
フルオート戦を数戦こなした後、みずんの提案でハンドガン戦を行うことに・・・
「ここらでいっちょう友撃隊の意地を見せてやろう!!」
ハンドガン戦といえば飛んでくる弾数が少ないプラス、ヒットされてもそんなに痛くないということでAXELはスタート直後から一人ナンパオを敢行し速攻でフラグゲットをすることにした。
「3、2、1、スタート!!」コールと同時に敵陣向けて空腹のために民家周辺に降りてきて住民に追いかけ回される猪のごとく敵陣へと突進するAXELであったが、敵の猛反撃に合い突入を諦めざるを得なくなった。敵からの執拗な銃撃をかわすため手近にある灌木に飛び込もうとしたのだが・・・「?!!」地面が赤土であったことと、普段からの運動不足がたたってか正面に向かっていたベクトルを横方向に転化できない・・・・!!体は横方向に移動しようとしているのに慣性の法則により前方へと押し出される体・・・・このアンバランスさのもたらす結果とは、つまり簡単にいうと・・・
コケました・・・
思いっきり派手に。しかも、「あ、こける!!」と思った瞬間に(え〜いっ!変にコケるより自分から転がった方が痛くなさそう)とか思って体を投げ出したんですけど(いや、見栄とか冗談じゃなくてホントに・・・)転がった先が悪くて、そのままフィールド断面図の右手中腹の林のところ位まで一気に
ゴロゴロゴロ・・・
4.「こんなん出ましたけど〜」
幸い怪我もなく(ホントに擦り傷ひとつなかったんです)すぐに起きあがって再び敵陣目指して進行開始!!と、前方に敵軍少年兵を発見!!幸い彼はこちらの味方と交戦中でこちらに気付いていない。ゆっくりと照準を合わせトリガーに指をかける・・・外すはずのない距離しかも相手はこちらに気付いていない。おいしすぎるシチュエーションにフェイスゴーグルの奥で笑いを噛み殺しながらトリガーを引く!!カチッ、「??」弾がでない・・・もしかしてさっき派手にコケたときジャミングを起こしたかな?もしかしたら砂をかんでるかも。不思議に思いながらもマガジンを取り出した瞬間!
「ジャ〜〜」
弾でました・・・景気良く、しかも全弾・・・
その瞬間、頭の中をよぎったものそれは・・・変な格好をした占い師のおばちゃん(名前は忘れた)がテレビのブラウン管からトーンの高い声で
「こんなん出ましたけど〜」
というワンシーン・・・予備マグ無し、予備弾無し。敵味方双方の銃弾が飛び交う中で頼れるものは手の中の砂をかんでジャムっているハンドガン1丁と全弾出尽くしたヘボマガジン1本・・・オ〜マイ、ガッ!!どないせぇっちゅうねん。オレの人生こんなんばっかし・・・こ〜なりゃ、やけくそじゃぁ!!「フリーズ!!」ミニ電動ガンで応戦中の少年兵にフリーズコールをかけたところ・・・
何もいわずに逃走・・・逃げた・・・
逃げるときには何かウケ呼んでから逃げい!!と思っているとしばらくして同じ所からひょこっと顔を出す少年兵
「こらぁ〜フリーズじゃぁぁ〜!!逃げるなぁ〜」
今度は少年兵も観念して死んでくれました。さぞかし大声で怒鳴られてびっくりしたことでしょう・・・
すまぬ、少年兵よ
5.金髪兄さん頑張る
ハンドガン戦も終盤、数ある困難を乗り越えてフラグ近辺までたどり着いたAXELでしたが、フラグの裏に敵兵士が潜んでいたためなかなか前進することも出来ませんでした。緊張した空気の中フラグアタックの機会をうかがっていると、自陣営から突然の大爆笑・・・「なんで??」と思っておそるおそるブッシュから顔をのぞかせてみると・・・
フラグ裏に隠れていた金髪の傭兵さんと自軍のネルフの人たちが撃ち合いをしている。それ自体なんでもない普通の光景だったのですが、よく見るとなんと金髪の傭兵さん飛んでくる弾をひょいひょいと軽やかにかわしてる・・・あまりの鮮やかさに「おぉ!!」などと見とれていると、こちらに気付いた金髪の傭兵さんが飛んでくる弾をかわしながら私に向かって銃弾を撃ち込んできました。
「いかん、見とれている場合じゃない。ここはひとつとどめを刺してしんぜよう」
弾の入っていないハンドガンを握りしめフラグ前でお盆明けの海にユラユラ浮かぶクラゲのごとく弾をかわしている金髪の傭兵さんに向かって突撃をかけたその時、
「こ〜さぁ〜ん!!」
どうやら敵弾を避けるのに疲れた傭兵さんが降参したようでした。結局フラグ近辺にいたAXELがフラグアタックを敢行し敵陣を陥落せしめたことでそのゲームは終了しました。
6.ゲーム終了後
当日はAXELに夕刻から用事があったので少し早めにゲームを切り上げさせて頂いたのですが、帰り際にえらく人なつっこいおじさんとおばさんに捕まってしまい、なかなか離してもらえませんでした。
おじさん : 「君らサバゲしとったんかいな」
一同 : 「ハイ」
おじさん : (ネルフの人に向かって)
「お、君は旧自衛隊の格好をしとるんか、元隊員か?」
ネルフの人: 「違いますよ、お店で買ったんです・・・」
おじさん : (みずんに向かって)
「君はどこの服や!!」
みずん : 「おフランスざんす」
おじさん : 「は〜大したもんやなぁ・・・」
(AXELの方を見て)
「で、君は・・・・・機動隊やな!!」
AXEL : 「(ガ〜ン)え、イヤ、そうじゃなくて・・・」
おじさん : 「この人が旧自衛隊で、こっちがフランス軍、で、君は機動隊やな!!」
AXEL : 「え、えぇ、そうです・・・・」
まぁいいさ・・・どうせおじさんにSWATなんていっても分かってもらえないし、おいらはおじさんの中ではきっと一生「機動隊の格好でサバゲやってた変な人」さ!!でもって、帰り支度も終わりそろそろ出ようかなぁって時に、ゲームフィールドと反対の方角から
「パパパパパパパパパパ・・・・・・」
という激しい炸裂音が響いてきました。(なんや他でもゲームやってるやん)とかのんきに考えてると「ウ〜〜ウ〜〜」という騒音と共に消防車が登場!!なんや??と思ったらどうやら池を挟んだ対岸で山火事が発生していたみたいで、覗いてみると・・・・「お〜燃えとる!!生まれて初めて山火事を見た!!」なんて感じでしたが、消えたんでしょうかねぇ・・・・ちょっぴり心配です・・・