今回はレポートがひじょ〜〜に長くなりそうなので、前後編の2部構成にしてみた。
ちなみに、後編はいつ出来るやも分からぬので・・・気長に待って欲しい。
1.ネタが無い・・・
毎度の事ながら、久々の更新である。ちまちまと日記などを書いているから頻繁に更新している様に思われている奇特な御仁もおられるかもしれないのだが、実は日記の更新も滞りまくりなのは秘密だ。
ちなみに、日記を書くとレポートのネタが減って書くことがなくなってしまう・・・。
今、AXELは非常なプレッシャーと戦いつつも、このレポートを執筆している。
AXELはプレッシャーに弱い。
どれくらいプレッシャーに弱いのかと言うと・・・
トランプのババ抜きでババか当たりかの2択になったときに、85%位の確立で相手の心理戦に負ける。
子供のころによくやった人型地雷への爆竹埋設度胸試しなどに至っては、爆発5秒前には10m程猛ダッシュで逃げるくらいのチキンハートである。
三十路を超えても1万円以上の買い物は一人では出来ない・・・。
アキ〜コ顧問に呼ばれたら、兵舎の居間に置いてあるテーブルの下に隠れそうになってしまう・・・。
改めて思い返してみると・・・大した弱っぷりである。今までの30余年の人生を振り返ってみて、よく変な宗教団体に入信させられなかったものだ。布団も買わされたこと無いし・・・。我ながら平坦な人生を送ってきたものだとしみじみ感慨に耽ってしまう。これからも気をつけよう。
それは・・・先日のゲームの時にフィールドでお会いしたKM2見習補助アシスタント(自称)の三十路氏からの掲示板への書き込みである。ついでだから、レスしてしまおう。ネタにも困っていることだし・・・。
>昨日はお疲れさまでした。
はいはい〜
お疲れ様でしたぁぁ
翌日は筋肉痛のお陰で一部を除いて下半身不随状態です。
>有名なAXEL殿にお会いし、緊張のあまり
>名乗るのを忘れてました。失礼いたしました。
>KM2で見習い補助アシスタントをやっております
>三十路と申します。
一体全体何で有名なんでしょうか!?
有名度からいったら、絶対Kネマキ軍曹の方が上だと思うのですが・・・。
>昨日のゲームレポート楽しみにしています。
>抱腹絶倒のレポートを近日中にアップしていただけると
>全国1億2000万人のすかぽんたんフリークが心待ちにしております。
ふふふふふふふふふふふうぅぅぅぅぅ(倒
>仕事が忙しい?時間がない?
>大丈夫、1日は24時間あります。
>これも宿命と思ってあきらめてください。
AXELだけ、何故だか1日1時間です。
朝起きて飯食べたら歯磨いて寝ます。
寝る前にトイレいっとかないと寝小便するやも知れません。
>僭越ながらフリークを代表して書き込みさせていただきます。
>
>プレッシャーかかりました?(^_^)v
そんなにプレッシャーかけたら、部屋の隅っこに縮こまってティッシュペーパーで巣づくりしてプルプル震えます。
と、こんな感じにプレッシャーを受けているのだが、「気にしてはならない」と自分に言い聞かせよう。
2.レポート求む
ちまちまと日記を書いているため、今回もKネマキ軍曹やロキ上等兵ネタは無い。というよりも、ネタ自体少ない。ネタ系レポートページである我が「すかぽんたんホームページ」に於いては、ネタの質と量の低下はチーム解散と同義であるほどに深刻な問題である。
何だかんだ言っても、チーム員全員がネタまみれの人生を送っているすかぽんたんであるから、顔を合わせるとネタに困る事は無いだろうと楽観的に構えているのだが、誰かネタの一つでも提供してくれないものだろうか・・・。というよりも、レポートの一つでも書き上げて欲しいものである。
特にKネマキ軍曹・・・
貴方のネタは一級品です。一級品すぎて、とてもAXELには扱いきれません・・・。
っていうか、ネタ公開したら、多分その日の深夜にはAXELは南港に沈んでることかと・・・。
3.フィールド水没!?
とある週末の日の午後のことであった・・・その日は珍しくも家族サービスなるものにせっせと精を出していたAXELであったが、友好チームであるKM2の一○軍曹殿より入電した緊急連絡にAXELは愕然とした。なんと、そこには
「工事でフィールドの地形が変わっております。フィールドの取り方を云々・・・」
の脱糞もののメッセージが・・・。
開発工事の影響でついにフィールドが使えなくなってしまったであろうか・・・。近年、多くのゲーマーに愛され、24時間戦などと言ったビッグイベントも開催された、関西サバゲシーンで聖地の一つとなりつつあるどんずるであったが、遂に利用不可能となってしまうのだろうか・・・。
様々な思いが交錯する中、とりあえずはKM2の一○軍曹殿の携帯無線機に電波を飛ばして交信を試みるも返信はなく、状況確認すらままならぬ状況である。久々のゲームであったことから一刻も早く状況を掴みたい一心で、早々に家族サービスを切り上げようとすると、すぐ隣でテルアキ2等兵とあんぱんまん列車に搭乗していたアキ〜コ顧問の方から特大の雷雲が発生し、今にも「あした天気になぁれ」のお天気お姉さんの血の雨予報でも聞こえてきそうな勢いであったため、しばらくは「世間一般にいるパパ」偽装を解くことが出来そうもなかった。
こうなったら心理戦である。アキ〜コ顧問がブチ切れるか否かの諸刃の剣であるが、成功したときの戦果は大きい。決死の覚悟でAXELはテルアキ2等兵を肩車しつつ
「あ〜明日のサバゲ、フィールドがあかんかもしれんわ〜」
とか
「どないなってるんやろうなぁ・・・」
などと揺さぶり攻勢をかけてみるも・・・・・
黙殺
元々悪かった雲行きが更に怪しくなってきた。最悪の場合、サバゲ禁止令が発令されるやもしれぬ状況である。なんだったら、即「血の雨予報」が聞こえてきそうな荒れ模様だ。早くも撤退かと思われたそのとき、AXELの携帯無線機が何処かからの着信を告げたのだが、あまりの恐ろしさに応答するタイミングを逸してしまった。
これは大きな痛手である。何としても、アキ〜コ顧問の目を盗んで外部との連絡をとらねば、戦場の大きな波に乗り遅れてしまう・・・。恐らくチャンスは一度きりであろう。アキ〜コ顧問の目にとまりそうなアトラクションか・・・何かそれに変わるようなモノを見つけて、一瞬の隙を突くしか手は残されていない・・・。
何か無いだろうか・・・適度に時間を稼ぐ事が出来て、なおかつ(アキ〜コ顧問とテルアキ2等兵が)楽しめそうで・・・
あんぱんまん列車・・・・これは先刻搭乗済みだ
ジェットコースター・・・これはテルアキ2等兵が乗れない
観覧車・・・・・・・・・自ら墓穴を掘るようなものである
ホラーハウス・・・・・・入ったら最後、出て来れないような気がする
ゲームセンター・・・・・AXELも一緒に遊んでしまう
機関車トーマス列車・・・これは最後の切り札に取っておこう
恐らくこのときのAXELの眼差しは戦場に立っている時のそれよりも鋭かったに違いない。迷彩服の上着に身を包み、鋭い眼光で周囲を睨み付けるAXELの風体は、休日の遊園地にはさぞかし違和感のある存在だったことであろう・・・。謎の電車の乗り物に乗っているテルアキ2等兵とAXELを何やらヒソヒソと話ながら遠巻きにみている家族連れが数名いたように思ったが気にしてはならない。ジロッと相手を睨み付けるとそそくさと足早に立ち去ってしまう。
と、突然何やら催し物を行っている一角がAXELの視界の隅に飛び込んできた。どうやら、休日を利用してのフリーマーケットの様である。これを利用しない手はない。早速、アキ〜コ顧問に
「あっちでフリーマーケットやってるで」
と進言してみると・・・こちらの思惑通り
「ちょっと見てくるからテルアキ2等兵と遊んでて」
と言い残して見物に行ってしまった。
いわゆる一つのチャ〜〜ンスである。テルアキ2等兵を最後の切り札である機関車トーマス列車の乗り物にそそくさと載せると、携帯無線機に表示されている着信番号を確認してみるも・・・見知らぬ番号であった。間違い電話か何かであろうか・・・。これほどまでに苦労して、細心の注意を払いお膳立てしたにも関わらず、電話口に出た相手がお気楽な声で「間違い電話でした〜〜」などとほざいた日には、地の果てまでも追って行ってスペシャルチューンを施し、近所のおばはんが井戸端会議で喚き散らすよりも早口で弾丸を撒き散らすSTEYR
Militaryよりも更に早口なM4A1改で全身隈なく数mm刻みにまったりとした銃弾を湯気が出るほど浴びせない事には気が収まらぬというモノである。
覚悟しろ!見知らぬ電話相手!
と、ばかりに見当違いな怒りに身を震わせつつも携帯無線機を操作して、その見も知らぬ電話番号へと極太バイブ並みの砲弾電話を発信してみると・・・
プルルルルルルル・・・プルルルルルルルル・・・
と言う呼び出し音の後に続いて、
「はい、南○苑でございます。」
という、鈴を転がしたかのような涼やかな女人兵士の肉声が聞こえてきた・・・。
思わぬ展開に何が何やらすっかり訳が分からなくなってしまい、
「あ・・・あ・・・あう゛・・・あうあぁぁぁぁぁ・・・」
と動転するAXELであったが、記憶容量がフロッピーディスク1枚にも満たない脳味噌をフル回転させると一つ思い当たる事があった。
南○苑と言えば、以前KM2の一○軍曹殿が何とかかんとか言ってたような・・・。
そうだ、一○軍曹殿からの入電に違いない!
そう確信したAXELは
「か・・・か・・・か・・・」
と、寸でのところで
「一○軍曹殿はおられますか?」
と口から出てしまうところであった。一○軍曹殿といったところで電話口の女人兵には通じる訳もないだろうし、変人扱いされて沈没であろう・・・。ここは一つ、紳士的に一○軍曹殿の本名を女人兵に告げて電話の取次ぎをして頂くのが本筋であることには間違いない。AXELは出来うる限り紳士的な口調で、一○軍曹殿に要件が有って電話の取次ぎをお願いしたい旨を女人兵に伝えようとした・・・が、大きな問題点にぶち当たってしまったことに気がついた・・・。
なんと、一○軍曹殿の本名が分からない。
何でこうも、次から次へと問題が降って沸いたかの様に出てくるのだ。ほとんど総て自業自得のような気もするが、そんなことは気にしないでおく事にした。人間、細かい事に気をとられすぎるとろくな事がない。
またしても気が動転してしまい、
「あ・・・あ・・・あう゛・・・あうあぁぁぁぁぁ・・・」
と、言葉にならぬうめき声を発するAXELに電話口の女人兵もさすがに気味悪く思ったのか、だんだんと声が険しくなってきたように思えた。
こうなったらヤケクソだ。適当にKM2殿関係で知っている(様な気がする)苗字を適当に並べてみよう。
「あの〜〜、○×さんおられますでしょうか?」
「は?」
「(ちっ、外したか!?)あ、やっぱり○○さんです(泣」
「はい。○○でございますね。少々・・・・」
今度は当たりのようである。2度目に当たるとは幸先の良いことだ。「人間、やる気になったら何とかなる」のお手本の様ではないか。
女人兵からの取次ぎでやっとのことで電話口に一○軍曹殿が出てきてくれた。開口一番AXELの
「南○苑言うてますけど・・・」
と言う問いかけにも
「南○苑ですよ」
と、落ち着いた雰囲気で言う一○軍曹殿であったが、恐らく(職場では戦場で見せる鬼神のような表情は微塵も感じさせないような穏やかな人物なんだろうなぁ・・・)という事が容易に想像できた。早速本題に入ると・・・
「そうなんですよ〜。チームの子がフィールド見回り行ったら、下側のフラグ地点辺りまで、水没しててね〜」
何とも形容しがたい優雅な口調で、とんでもない事をのたまう御仁である。
もしかしたら、一○軍曹殿の口からであれば
「ウンコしにトイレに入ったら、便器から溢れ出しててね〜」
という言葉がこぼれ落ちてさえも優雅に聞こえるやも知れない。
ちなみに、AXELだったら
「ウンコ行ったら、便器からビチビチ溢れててな〜。ゲヒャヒャヒャヒャヒャ」
と下劣に聞こえる事だろうし、ロキ上等兵に至っては
「ウンコがウンコがあぁぁぁぁぁぁぁぁ(喜」
と何故だか嬉しそうに叫び声を上げるであろうことは想像に難しくは無い。
元々水はけの良くない場所に拠点を置いているフィールドであるからして、地面がグチュグチュにぬかるんでいる程度の事ならこれまで幾度も経験している事態であったが、さすがに水没したのは初めてである。これにはサバゲの神様もビックリ仰天したことであろう・・・。否、もしかしたらこれは、サバゲの神様が我々に与え賜うた試練なのかも知れない。
一○軍曹殿曰く、とりあえずは「ゲームの中止は無さそうだ」とのことで一安心したAXELであった。これで心置きなく家族サービスという名の偽装工作を続ける事が出来そうである。
ちなみに、機関車トーマスに跨ったテルアキ2等兵はと言うと、このとき既に4周目の周回に突入していたが、このことはアキ〜コ顧問には口が裂けても口外してはならぬ秘密事項である事は明白であるが、持病の切痔が悪化して肛門の端っこがちょっぴり裂けたら口外してしまうやも知れない・・・。
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