STEYR Military

 



項目
評価
コメント
銃器メーカー 東京マルイ

チューン内容
 フルチューン状態です・・・
 初速は95m/s(0.25g東京マルイBB弾使用時)でほぼ安定
 ・Z-SHOT オールヘリカルトルクアップギア(オイルレスメタル含む)
 ・Z-SHOT M100スプリング
 ・Z-SHOT 給排気セット(ピストンヘッド、シリンダヘッド、ノズル関係)
 ・Z-SHOT スプリングガイド(鏡面加工済み)
 ・KM企画 TNバレル
   先端数cmカット(バレル先端は特殊テーパー加工済み)
 ・KM企画 シールズサイレンサー(だっけ?)
 ・銃本体内部に消音材張り付け加工済み
 ・駆動部分に鏡面加工済み
 ・トリガースプリング交換(消音のため)
 ・給弾不良対策済み
連射性
★★★★☆
 ロングバレル長とシリンダ容積の関係から、連射性は少し遅目となっている。
 ただしノーマル状態と比較すると向上。この辺りはトルクアップギアと低テンションスプリングとの相性と思われる。
セミオートの切れも抜群である。

 この銃に関してもP-90と同様にフルオート時のセミ、フル切り分けのノッチ(トリガーを引いた時にフルオートまでトリガーを引くとカチンという手応えがある)が個人的に非常に邪魔である。
既に除去済み(笑
命中率 ★★★★☆  ブルパップ方式を採用しているため、銃身長に比べてバレル長が非常に長い。また、フルサイズのシリンダー容積を持っているので、射撃時のエアーの吐出量も申し分ない。弾速も安定して95〜96m/sを出している。
 命中率が4つ星なのは、電動ガンにPSG-1があるため。kネマキ軍曹が本気でチューンしたPSG-1ほどに命中精度が上がらないため、4つ星とする。通常の電動フルオートガンとして使用する場合には命中精度は特筆物である。

 あえて問題とするならば、標準装備の低倍率スコープである。若干低めにマウントされているため、JT等の大き目のフェイスガードを装着した状態では、サイティングに問題が発生する。何を隠そうAXELも目標物にサイティングする際は、スコープを使用せずにスコープ上にあるサイトで行っているのは秘密である・・・。
使用感 ★★★★☆  文句無しの4つ星である。
 星が一つ欠けているのはブルパップ方式を採用しているが故の、マグ交換のやりにくさのためである。
慣れれば星半分くらいはあげても良いかもしれない(笑

 サプレッサー装着時には銃の機構の関係上、非常に発射音が小さくなる。メカボックスが密閉空間に設置されているため、ボックスからのメカノイズも他の電動ガンと比較してかなり軽減されている。この点は非常に大きなメリットである。
もし、サプレッサーを装着するのであれば星印は更にもう半分追加すると良いだろう。

 アタッカーから中距離でのスナイピングにまで幅広く対応する一丁である。また、射撃音が非常に小さいことから、アンブッシュ時にも発見されにくい所も大きなメリットであろう。

 ただ、銃本体が非常に重いのだ・・・。
 夏場ヘトヘトに疲れた状態でSteyrを担いでフィールドを走り回りたくないと思うのはAXELだけであろうか・・・。この辺り、体力に自信の無い方がこの銃を携行する場合には星一つマイナスしてみると良いのかもしれない・・・
メンテナンス性 ★★★★★  後発機種であるP-90と同様に文句無しに5つ星である。
 バレル分解に1分少々。メカボックス取り出しに至ってはストック部分のバックプレートを外し、ネジを2本緩めるだけというこの有り様・・・。これより楽なメンテナンス性を求めるならば電動ガンは買うな!というくらいにメンテナンスは容易である。星8個くらいあげても惜しくない。

 ちなみにメカボックスを開けてからのメンテナンス性に関しては並(笑
 この辺りの謳い文句も全くP-90と同じである。
チューンアップ期待度 ★★☆☆☆
 一通りのチューンアップが済んでしまうと完成された感になってしまうため、期待度は星二つとした。
 M-16系や他の電動ガンの様にドレスアップパーツが出ていない事もあり、見た目ノーマル、中身フルチューン的な玄人好みの銃が多い様に思う(笑
パーツインプレッション  
 あんまりイジりすぎて、何がなにやら分からんす・・・。
 取り敢えず、チューンの方向性は消音化。
 お陰で5m程離れた所から敵兵士をヒットしても、どこから撃たれたか分からなかった言われる事もしばしばです(笑
その他特記事項  
 一点、Steyrには重大な欠点があります。
 銃本体にマガジンを挿した時のクリアランスが非常に悪いです。一応東京マルイからは対策としてマガジンキャッチの部分の肉厚を上げたりといった事はされているのですが、焼け石に水状態だったりします・・・。少し銃を使い込むと本体のマガジンキャッチの部分がへしゃげてきますから、すぐに致命的な程に給弾不良が発生したりします。(T−T
 Steyrオーナーの方は色々苦労されているようです(マガジンをゴムバンドで引っかけたりしている人も見かけますね)が、なかなか効果は上がっていない様です。

 対応レシピは
 ・本体側の給弾ノズルを延長する
 ・本体側のマガジンキャッチ部分にパテ盛りをする
 の2点で回避可能です。
 延長ノズルについては、某ショップさんからオリジナルパーツとして販売されていますので、ど〜〜しても売ってるお店が分からない時は掲示板にでもカキコして下さい。ちなみにAXELは友人数名と共同して自作しちゃいました(笑

 それともう一つ・・・。
 Steyrはアッパーフレームが金属でロアフレームが樹脂製となっている。そのせいかどうかは謎であるが、使い込まれた銃ではアッパー、ロアフレームの間のガタツキが目立つようになってくる。実用上は特に大きな問題はないのであるが、やはり気になるものである。
 これに関しては
 ・出来れば新品の内からアッパーとロアフレームの擦れ合う部分にビニールテープを貼り付けて摩耗を防止する
くらいの対応策しかなかったりするかも・・・(笑

 とにかく初期からの性能のよさからチューン後のパフォーマンスまでどれを取っても不満の無い銃であろう。現在の所、AXELの一押し。サバゲ初心者から上級者まで、またアタッカーから後方支援までそつなくこなしてくれる迷銃(?)であることは請け合いである。

 戦場のお供にどうであろうか・・・?
 少なくともサルや犬やキジより役に立つ事だけは、保証はあるだろう。。。



Back to IndexPage